会社員時代にやっておけばよかった!起業1年目の後悔9選

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起業してから1年が経過し、振り返ってみると、会社員時代にしておけばよかったなと後悔することがあります。会社員時代とは異なる様々な手続きやルールに直面し、時には大きな損を被ることもあります。

今回は「会社員時代にやっておけばよかった」と起業1年目でフリーランスや個人事業主の方が後悔することをご紹介いたします。これから起業を考えている方は、事前にチェックしておきましょう。

会社員時代に準備しておくべきこと

最低でも半年間は売上がなくても食べていけるように貯金しておくこと

起業する際には、最低でも半年間は売上がなくても食べていける貯金をしておくことが大切です。起業初期は仕事が少なく収入が不安定なため、安定した報酬を得るまでに時間がかかることが多いからです。

また起業後は会社登記や運転資金、設備投資など費用がかかります。独立後に仕事を探し始めて、心理的にも余裕がなくなってしまう方も多いです。そのため半年間は売上がなくても耐えられるように貯金をしておくのが理想です。役員報酬も期初に決める必要がありますが、怖くて大きな額を設定できないこともあります。

 青木
青木

僕も最初は10万円に設定しました。

副業ができる方は在職中から副業を始めて売上を作れている状態を作るのが望ましいです。

 青木
青木

起業前から売上が経っている状態を作れれば、創業融資を借りる際にも有利に進められます。

国民健康保険・国民年金への切り替え方法を調べておくこと

フリーランスとして独立する際、会社を退職すると社会保険から脱退し、厚生年金を国民年金に切り替える必要があります。法人で起業する方は社会保険への加入が必要です。手続きは市区町村役場で行い、退職証明書や年金手帳が必要です。国民年金保険料はおよそ1万6000円程度です。

開業届や青色申告の手続き方法を調べておくこと

開業届は新しい事業を始める際に税務署に提出する書類であり、提出期限は事業開始から1ヵ月以内となっています。開業届は義務ではありませんが、開業届を提出することで青色申告ができるようになり、税金の優遇措置を受けることができます。開業届の書式は国税庁のHPからダウンロード可能であり、提出先は納税地を所轄する税務署へ直接持参するか郵送で届け出ることになります。

年間経費の見積もりをしておくこと

会社員とフリーランスの違いは下記です。

会社員時代は当たり前に会社側が用意してくれていましたが、起業後は全て自力で整えていく必要があります。

また経費には固定費と変動費があります。

  • 固定費にはオフィスや通信費、サーバー代などの毎月かかる経費が含まれます。
  • 変動費は名刺作成代金や交通費など、毎月のコストが変動する経費を指します。

独立してフリーランスになると、健康保険や税金、年金なども今まで会社の給料から天引されていたものを自分で手続きをして負担していかなければなりませんので、起業する際にはお金の出し入れに注意していきましょう。

人脈を作りに力を入れなかったこと

独立後は会社員時代とは異なり、仕事が自動的に舞い込むわけではありません。そのため、人脈を築くことが大切です。クライアント側も、信頼できる人に仕事を依頼したいと考えることが多いです。一度顔を合わせたり、紹介を受けることで信頼関係が築きやすくなります。

出会った人が興味を持つ実績を作ること

ビジネスの世界では、お互いに利害関係がないと円滑なコミュニケーションが難しいものです。経済的なメリットがあるからこそ信頼関係が生まれ、継続的なパートナーシップが築かれるからです。

会社員の時は、「勤め先の会社の看板のお陰で信頼を得られ、営業が取れていた」ケースは多いです。独立後は0から自分でアピールし、信用信頼を獲得しなくてはなりません。そのため相手が興味を持ちやすい分かりやすい実績や能力を作っておく必要があります。

独立後の相談相手を見つけておくこと

当たり前ですがフリーランスという働き方は、会社員とは異なる世界です。会社の中にはフリーランスのことを相談できる人はいません。どんな情報もWEBで取得できる昨今ですがやはり気軽に相談できる相手がいると安心です。起業家同士のコミュニティーを見つけておくのがおすすめです。

クレジットカードを作っておくこと

会社を退職してフリーランスになるととたんにクレジットカードを作るのが難しくなるため、事前に取得しておくことが望ましいです。会社員でいる間は分からないのですが、会社員の与信は高いです。独立後、自分の信用の無さを痛感します。

たとえば住宅ローンを組む時や銀行借り入れする場合の審査は非常に難航します。会社を退職する前にはクレジットカードを作っておきましょう。

メンタルを強くしておくこと

会社員時代に交渉や業績不振を乗り越えた経験があるかもしれませんが、起業後のメンタルは異なる質を持ちます。起業すると売上がなければ生活が脅かされる不安があり、この不安は会社員時代の安定とは異なります。

特に一人で事業を行う場合は、悩みを相談できる相手がいないため、自己管理が求められます。運動や筋トレをして孤独に耐えれるメンタルに鍛えておきましょう。

まとめ

「会社員時代にやっておけばよかった」起業1年目の後悔9選についてご紹介してきました。貯金やクレジットカードを作っておくこと、副業での売上の確保、メンタルの鍛錬など、知っているか知らないかで対処できることなので、これから起業を考えている方は会社員の時から事前対策しておきましょう。