【税務と社会保険労務のワンストップサービスのプロ】フジハラ税理士社労士事務所・藤原宗和さんにインタビュー

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話し手のプロフィール

税理士・社労士|フジハラ税理士社労士事務所

藤原 宗和

ふじはら むねかず

プロフィール

2016年税理士試験合格。2021年社会保険労務士試験合格。 都内税理士事務所等での実務経験10年の節目である2022年8月に開業。  税務・社会保険労務に不安を抱える開業したての個人事業主・新設中小企業を中心に、 身近な相談相手としてフランクな携わりを心掛け、税務・社会保険労務をワンストップに対応。 積極的なデジタル化の推進によって、経営者にとって負担を軽減した効率的な事業経営を支援。 資格受験生のサポートにも尽力し、共著に〖税理士試験 税法理論のすごい暗記法〗。二男二女の父。 税理士、社会保険労務士、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFPⓇ

営業事務での給与計算が経理の業界に入る原点

フジハラ税理士社労士事務所について教えて下さい

藤原さん
藤原さん

千葉県松戸市にて税理士・社労士事務所を経営しています。令和4年8月開業のまだまだ若い事務所となります。当事務所では税務会計事業部に1名、社会保険労務事業部に1名、合計2名の職員が在籍しておりますが、現在はデジタルシステムを活用して完全在宅勤務体制であることが特徴です。

藤原さん
藤原さん

私自身は税理士会・社労士会など各会との関わりのほか、提携の士業の先生方との関係を大切にし、情報のスピード感や連携による多彩なサービス展開をモットーとしております。

税理士を目指したきっかけについてお聞かせください。

藤原さん
藤原さん

元々のきっかけは、約15年ほど前に営業事務として働いていた際、給与計算のヘルプに呼ばれた頃が原点となります。その頃は数字の計算は苦にならないと思っていた程度で、給与計算の構造について著しい理解不足だと痛感し、この頃から社会保険労務士にも憧れを持っていました。

丁度30歳に近くなったこともあり将来を見据えて、元々簿記3級の資格は持っていたので、2級へのステップアップを目指し経理の業界に入ることを目標としました。

藤原さん
藤原さん

その後、職場を離れて職業訓練校に通い簿記2級を取得したあと、簿記1級も独学で目指しながら、別の営業事務の会社に入り、その職場で、経理部門や統括総務のような業務に関わることがあり、その流れから顧問の税理士先生と接する機会が生まれたこと、またその頃には簿記1級にも合格していたことから、次のステップとして税理士というキャリアを目指すことになりました。

フジハラ税理士社労士事務所の力を入れているサービスを教えてください。

藤原さん
藤原さん

経営・経理部分のデジタル化です。税務は紙納付書での税金納付体制がどんどん縮小しておりますので、私どもの事務所では電子キャッシュレス納税の導入を積極的に提案のうえ、実施に際して全面的にサポートさせていただいております。特に法人においては申告後速やかに税理士によって電子で納税振替の手配ができるダイレクト納税により、金融機関に出向かなくても納税が完結できますので、お客様からとても便利になったという声をいただいております。

藤原さん
藤原さん

社会保険労務士の分野ではクラウド給与計算システムを用いた給与明細の電子交付やWEB閲覧明細の提供、そのほか社会保険労務関係申請の手続きについて、原則行えるものはすべて電子申告にて運用しておりますが、その結果としてスムーズな保険証の発行が実現できております。

藤原さん
藤原さん

そのほかペーパーレス化や、私どもの事務所ではすべてのお客様にビジネスチャットを繋げていただいておりますので、対面・通話を不要とした相談しやすい、出向くことなく税務も社会保険労務も完結できる関与関係を提供させていただいております。

税理士と社会保険労務士2つの資格を活かしたサービスを提供

フジハラ税理士社労士事務所ならではの強みについてお聞かせください。

藤原さん
藤原さん

税理士と社会保険労務士というダブルライセンスを活かした、税務と社会保険労務のワンストップサービスです。特に開業・設立間もない右も左もわからないお客様へ両資格を活かしたご支援と、専門用語を排除した丁寧なご説明を心掛けております。そのほかファイナンシャルプランニング業を営んでおりますので、個人の将来設計を試算させていただくライフプランニングから、保険代理店として事業保障のご提案など、個人・法人を問わないFPサービスを提供できる部分があります。

藤原さん
藤原さん

また、ビジネスチャット運用100%の事務所であるため、困ったことをすぐに尋ねられる部分も強みです。電話や訪問ですとなかなか連絡がつかないこともあります。メールについても現在はチャットに比べますとスピード感は欠けているとも言われております。外出や打合せ・業務執行中で返信が遅れることはもちろんございますが、従来の方法より比較的素早いご回答が実現できております。

お客様はどういった方が多いですか。

藤原さん
藤原さん

業種の偏りは特にありませんが、30代から40代の比較的若い経営者様が多く、特に個人であれば開業、法人であれば設立間もないお客様より沢山のご依頼をいただいております。初めての税務申告となるお客様も多数いらっしゃいますので、右も左もわからないお客様に出来る限りフランクな態度で応じさせていただくこと、くどくなってしまうものの1から丁寧にご説明させていただくよう意識しております。

お客様とやり取りを行う際に心がけていることはありますか。

藤原さん
藤原さん

専門用語を極力使わないように、身近な例えを用いてとにかく伝わりやすいご説明を心掛けています。そのためにはどうしても長文・長話での案内とならざるえませんが、誤解・間違いの無いよう丁寧にご説明させていただくことを強く意識しております。

藤原さん
藤原さん

基本はビジネスチャット式ですが、お客様の実状やご要望によっては事務所面談・電話対応・ご訪問などは、従来の会計事務所同様に当然対応させていただいておりますので、お客様が困っていらっしゃる際には、ちゃんと動くことができる事務所であり続けたいと思っております。

税理士として活動してきた中で嬉しかったエピソードをひとつ教えてください。

藤原さん
藤原さん

開業や創業初期ですと、雇用されている従業員さんがまだいないお客様が多いので、お仕事の本業だけでなく、自社で経理や会計入力をされている場合など、すべて経営者様ご自身でやられることが多く、そのような状況は現実的にかなり厳しい環境と言えます。もし、ご家族が会計入力してくださる場合でも、会計について専門的な学習を受けている方ではないことがほとんどですので、会計入力自体も負担になってしまいます。

藤原さん
藤原さん

私どもでは顧問契約のなかで全般的なアドバイスと業務支援を行っておりますので、お客様からは「自分だけではとても終わらせることができなかったので、とても助かりました。」という声を頂ける機会も多く、そのような場合にはお力になれて良かったなと感じます。

 青木
青木

帳簿入力やその他の泥臭い作業も、フジハラさんがサポートしてくださっているんですね。

藤原さん
藤原さん

そうですね、会計ソフトにもよりますが、習熟しないと使いづらいソフトも中にはあります。不慣れなツールや制度の理解に時間を取られてしまい、本業がおろそかになって売上が上がらないと、それこそ本末転倒です。

藤原さん
藤原さん

会計入力そのものも記帳代行という形で、書類をお預かりして私どもで会計入力代行させていただくオプションサービスも行っておりますので、入力負担から解放されたと好評です。

税理士・社労士は経営におけるかかりつけ医

経営者にとって、税理士や社労士はどんな存在であると思いますか?

藤原さん
藤原さん

本質的には税金とヒトの分野における専門家でありますが、やはり経営者にとってまず1番の相談相手として求められる存在だと思います。事業経営において、個人・法人に関わらず、どうしても税金は常に関わってくる部分ですし、 従業員の雇用があれば社会保険労務も色濃く関わってきます。そのような面を始めとする経営におけるかかりつけ医として、税理士・社労士は経営者に最も頼りにされる相談相手の一人として位置づけられることが多いのではないかと思います。

休日はどのように過ごしていますか?

藤原さん
藤原さん

まだまだ開業したばかりでもあり、仕事が趣味ではないかと言われるほど、業務に関係する調べ物などをしていることが多いです。通常は空いた時間は家事や育児に追われています。先日も子供を連れて公園などに外出したり、家族で外食に行ったりしました。若い頃はテレビゲームが好きでしたね。

今後の展望についてお聞かせください。

藤原さん
藤原さん

お客様の事業の成長に貢献していきたいですし、その支援をより充実させるためにもバックアップ体制を強化し、お客様に幅広いサポートを提供できるように努めていきたいと考えています。将来的には従業員を増員し規模の拡大に伴い、機会があれば税理士法人にすることや社労士法人にすることも検討しています。最終的には大きな事業規模のお客様からも依頼が頂けるような、信頼と実績のある事務所になることを目指しております。

最後にこれから起業・独立開業する人に向けてメッセージをお願いします。

藤原さん
藤原さん

まだまだコロナの影響で業種によっては厳しい状況が続いている事業者様もいらっしゃいますが、私どもがお付き合いさせて頂いている開業・設立したばかりのお客様は、それは驚くほどトントン拍子で、経営を軌道に乗せられている方が多いです。

事業はやり方やアイデアと努力次第であるのは、今も昔も変わらないと感じております

サラリーマンの枠を超えて新たな挑戦をする意欲があるのであれば、ビジネスチャンスはどこにでも広がっていると考えられます。

藤原さん
藤原さん

ただその中で、税務や社会保険労務などの法律的な知識が不足しておりますと、行うべきことが出来ていないことから、様々な面で損をなされた実状を沢山見てきました。そのような場合は、我々のような専門家にぜひ頼ってください。そうして安心して本業に集中いただくことで、きっと明るいお話や新たなビジョンが広がってくると思っております。

【取材先】フジハラ税理士社労士事務所

藤原 宗和さんのプロフィールはこちらから