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起業家にとって、限られた時間とリソースの中で最大の成果を上げることは至難の業です。
そこで重要となるのが、生産性向上です。
この記事では、実際に起業経験を持つ筆者が、経験に基づいて厳選した起業家向けの生産性向上ツール&サービスを18つ紹介します。
これらのツールやサービスを活用することで、業務効率を大幅に改善し、より多くの時間に余裕を生み出し、ビジネスに集中できる環境を構築できます。
ぜひ、あなたにとって最適なツールを見つけて、起業を成功させましょう!
起業家のためのツール&サービスを選ぶポイント
起業家向けのツール&サービスは数多く存在しますが、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
効率的にツール選びを進めるために、以下のポイントを参考にしましょう。
1-1.目的を明確にする
まず、何を実現したいのか、どんな課題を解決したいのかを明確にしましょう。
例えば、
- タスク管理を効率化したい
- 顧客や従業員とのコミュニケーションをスムーズにしたい
- 経理業務を自動化したい
- チームメンバーとのコラボレーションを強化したい
- オンライン会議をスムーズに行いたい
- 請求書作成・管理を効率化したい
- データの安全な保管と共有を実現したい
- デザイン業務を効率化したい
- マーケティング活動を自動化したい
- ホームページを簡単に制作したい
- ネットショップを簡単に開設したい
- 銀行口座の入出金を楽に管理したい
- 安くオフィスを持ちたい
- 外注先を安く簡単に見つけたい
- 専門ソフトを低価格で利用したい
- 社員とのコミュニケーションを円滑に行いたい
- 情報共有とプロジェクト管理を効率化したい
- ソースコードを管理したい
など、具体的な目的を意識することで、最適なツールを絞り込みやすくなります。
1-2.無料トライアルを活用する
多くのツールは、無料トライアル期間を設定しています。
この期間を活用して、実際にツールを試用し、使い心地や機能を確かめてみましょう。
無料トライアルでは、実際に自分の業務でどのように使えるか、自分にとって使いやすいツールなのかを判断できます。
1-3.費用対効果を検討する
ツールやサービスの価格はピンキリです。
無料のツールもあれば、高額なツールもあります。
費用対効果を考慮し、予算に合ったツールを選ぶことが重要です。
無料ツールでも十分な機能を持つものも多いですが、より高度な機能やサポートが必要な場合は、有料ツールも検討しましょう。
1-4.セキュリティ対策も考慮する
起業家は、顧客情報や機密情報など、重要なデータを扱う機会が多いです。
そのため、セキュリティ対策がしっかりとしているツールを選ぶことが大切です。
ツールの利用規約やセキュリティポリシーをよく確認し、安心して利用できるツールを選びましょう。
1-5.使いやすさを重視する
どんなに優れた機能を持つツールでも、使いにくければ使い続けられません。
直感的に操作できるインターフェースや、わかりやすい説明資料が用意されているツールを選ぶことをおすすめします。
起業家におすすめのツール&サービス
具体的なツール&サービスを紹介する前に、この記事で紹介するツールの分類について説明します。
この記事では、起業家の生産性向上に役立つツール&サービスを下記の18種類に分類してご紹介します。
- タスク管理ツール
- ビジネスチャットツール
- スケジュール管理ツール
- ファイル共有・コラボレーションツール
- 会議ツール
- 請求書作成・管理ツール
- 経理ソフト
- デザインツール
- ホームページ制作ツール
- ネットショップ開設ツール
- バーチャルオフィスサービス
- クラウドソーシング・人材募集
- ネットバンク
- サブスクリプション系ソフト
- Web会議ツール
- 人事労務ソフト
- 情報共有・プロジェクト管理ツール
- ソースコード管理ツール
- 電話代行サービス
これらのツールを効果的に活用することで、起業家の生産性向上に役立ちます。
2-1. タスク管理ツール
タスク管理ツールは、やるべきことをリスト化し、期限を設定することで、忘れずに効率的に進められるように支援するツールです。
複数のプロジェクトを同時進行する場合や、多くのタスクを抱えている起業家にとって、タスク管理ツールは非常に役立ちます。
- Trello: カンバン方式でタスクを視覚的に管理できる、シンプルで使いやすいツールです。
- Asana: チームでのタスク管理に適しており、進捗状況を共有しながら効率的に作業を進めることができます。
- Notion: ノート、タスク管理、データベースなど、様々な機能を備えたツールです。
弊社ではNotionとGoogle Calendarの2つを使っています。またその日に片付けたい小さなタスクに関してはGoogle CalendarのTODOリストを使用します。大きなプロジェクト単位のタスクに関してはNotionで整理しています。
2-2. ビジネスチャットツール
インターネットの普及と共に、社員や顧客のやり取りは電話ではなくメールが主流になりましたが、さらに簡潔なコミュニケーションを可能にするチャットツールが新たに誕生しています。遠隔地にいるメンバーとの連携や、顧客対応の効率化に役立ちます。
メールよりも、迅速で手軽なやりとりが可能なため、業務効率化にも繋がります。
- Slack: チーム内でチャットやファイル共有、ビデオ通話などを行うことができる、人気のコミュニケーションツールです。プロジェクトに応じてチャンネルを作り、関係メンバーがやり取りを行います。情報整理が簡単なのがポイントで、拡張性も高く、体制に応じたカスタマイズも可能。使い慣れていくほど、利便性の高さを感じるでしょう。一方でチャットツールに不慣れな人にはハードルが高いかもしれません。
- Chatwork: 日本企業が提供するビジネスチャットツール。機能はシンプルで画面も見やすく、チャットツール初心者におすすめ。タスク機能も設けられているため、メンバー間でのToDo管理に活用できます。ID情報のみで外部からアクセスできる点は大きな特徴のひとつ。例えば自身のホームページにIDを公開することで、問合せ窓口としても使えます。営業ツールとしても効果を発揮するでしょう。
- Microsoft Teams: Microsoft社の提供するビジネスチャットツール。リリースから2年で利用する企業が50万社を超えたほど。先に紹介したOffice365と連携するので、メンバー間で資料の共同編集ができ、ファイルのアップデートや管理が一度にできて効率的です。また、30以上の言語翻訳機能が搭載されているのも、海外とやりとりする上で便利です。
弊社では社内連携はSlack、外部はクライアント指定のツールを使うように棲み分けにしています。
2-3. スケジュール管理ツール
スケジュール管理ツールは、会議や商談、イベントなどの予定を管理し、時間を効率的に活用できるように支援するツールです。
複数の予定を管理したり、時間管理を徹底したい起業家にとって、スケジュール管理ツールは必須です。
- Google Calendar: シンプルで使いやすい、無料で利用できるスケジュール管理ツールです。
- Outlook Calendar: Microsoft Office製品と連携し、タスク管理やメールとの連携がスムーズに行えます。
スケジュール管理はGoogle Calendar一択です。
2-4. ファイル共有・コラボレーションツール
ファイル共有・コラボレーションツールは、チームメンバーと共同でファイルを作成、編集、共有するためのツールです。
複数人で共同作業を行う場合や、顧客とのファイル共有を効率化したい起業家にとって、ファイル共有・コラボレーションツールは非常に役立ちます。
- Google Drive: 無料で利用できるファイル共有・コラボレーションツールです。ドキュメント、スプレッドシート、スライドなど、様々なファイル形式に対応しています。
- Dropbox: ファイルのバックアップや、チームメンバーとのファイル共有、バージョン管理などができます。
- Microsoft OneDrive: Microsoft Office製品と連携し、ファイル共有やコラボレーションをスムーズに行えます。
- Box: 企業向けのファイル共有・コラボレーションツールです。セキュリティ対策が充実している点が魅力です。
2-5. 会議ツール
会議ツールは、オンラインで会議やミーティングを行うためのツールです。
遠隔地にいるメンバーとの会議や、顧客とのオンライン商談などに利用できます。
- Zoom: オンライン会議ツールとして、世界中で広く利用されています。ビデオ通話、音声通話、画面共有などの機能が充実しています。
- Google Meet: Googleアカウントがあれば無料で利用できます。ビデオ通話、音声通話、画面共有などの機能が充実しています。
2-6. 請求書作成・管理ツール
請求書作成・管理ツールは、請求書の発行や管理を効率化するためのツールです。
顧客への請求書の発行や、請求書の管理を自動化することで、時間と手間を大幅に削減できます。
- freee: 無料で利用できる請求書作成・管理ツールです。
- MFクラウド請求書: 請求書の作成、発行、管理を効率化することができます。
- 弥生会計: 中小企業向けの会計ソフトとして、請求書作成機能も充実しています。
- Misoca: 請求書・見積書の作成から顧客管理、売上管理までを効率的に行うことができるツールです。
2-7. 経理ソフト
経理ソフトは、会計処理を自動化し、経理業務を効率化するためのツールです。
領収書の入力や仕訳処理、帳簿作成、決算書作成などを自動化することで、経理業務にかかる時間を大幅に削減できます。
- freee: 無料で利用できる経理ソフトです。
- MFクラウド会計: クラウド型の会計ソフトです。
- 弥生会計: 中小企業向けの会計ソフトです。
こちらの記事で詳しく解説しています。
【2024年最新】会計ソフト人気ランキングTOP3!初心者向けに選び方や料金を徹底比較外部連携に強い会計ソフト【1ヶ月の無料体験期間あり】
2-8. デザインツール
デザインツールは、ロゴやパンフレット、ウェブサイトなどのデザインを作成するためのツールです。
自分でデザインを作成することで、コスト削減やブランディングの強化に役立ちます。
- Canva: 初心者でも使いやすい、無料で利用できるデザインツールです。
- Adobe Photoshop: プロ向けの画像編集ソフトです。高度な編集機能が充実しています。
- Adobe Illustrator: プロ向けのベクター画像編集ソフトです。ロゴやイラストを作成するのに適しています。
2-9. ホームページ制作ツール
起業するのであれば、ホームページは必須と言えるでしょう。事業内容や企業概要はホームページで確認するユーザーがほとんどで、ホームページが見当たらないと相手に不信感を与えかねません。
とはいえ、ホームページを制作するために必要なプログラミングの知識がない人がほとんどでしょう。
“ノーコード”なら特別な知識や技術がない初心者でも、プロ仕様のホームページを制作することが可能です。
- Webflow: 今はまだ日本語非対応ですが、ドラッグ&ドロップの簡単操作で、豊富なパーツからカスタマイズ性の高いサイト制作が可能。SEO対策などの機能も細かに設定でき、ホームページで集客を目指している方にもおすすめです。ホームページ制作に関する動画解説まで用意されているので、技術に関する知識を得たい人にも◎ チュートリアル英語ですが、Google翻訳を使用すれば理解できるというユーザーの声もあります。
- STUDIO: 提供元が日本企業のため、「国内サービスが安心」という人におすすめ。サービスサイトやドキュメント類も日本語です。一人ではもちろん、複数名で同時に共同開発することもできます。コロナ禍で在宅勤務が推し進められる中、遠隔でグループ制作を進めたい場合に最適。Google MapやYouTube動画など、外部サービスの埋め込みも簡単です。
2-10. ネットショップ開設ツール
インターネットでモノやサービスを販売するなら、ネットショップの開設が必要です。複数のショップが集まるモール型ECサイトの場合、集客のしやすさでは優れていますが、出店するのにランニングコストが発生します。
最近では、無料あるいは低価格でネットショップを開設できるサービスも誕生。活用してはいかがでしょう。
- BASE: 初期およびランニングコストは0円から。とにかくローコストでスタートしたい方におすすめ。初期の手続きや商品追加など、管理/更新作業が簡単で、専門的な知識はいりません。有料サービスを含めるとテンプレートは豊富で、イメージに近いデザインのECサイトを構築しやすいでしょう。後払い決済での取り引きが可能な点も大きな特徴の一つです。
- Store: 月額無料(決済手数料5%)のフリープランからスタートが可能。1,980円の有料プランに切り替えれば、決済手数料は3.6%と業界最低水準にまで下がります。決済方法としてクレジットカードだけでなく代引き決済も使えるほか、集客に必須のアプリ「Instagram」と連携した販売も簡単に行えます。
- Shopify: 多言語や多通貨に対応し、海外との取り引きに必要な機能がそろっているサービス。英語圏を中心とする海外展開を考えている方におすすめ。拡張アプリが豊富で、カスタマイズ性が高い点が大きなメリット。Shopifyペイメントを利用すると、Amazon PayやGoogle Payなどの決済方法が利用できます。
初期費用月額費用0円で作成できるネットショップ作成サービス
2-11. バーチャルオフィスサービス
会社の住所だけを借りることができるサービスで、法人登記もほとんどのケースで可能です。ホームページや名刺に自宅の住所を載せたくない方に最適です。
フリーランス、小規模事業者、テレワーク中心のビジネスなど、仕事場を自宅にしつつ、ビジネス用の住所を一等地に設定したい方に向いています。
通常は別途仕事場を確保する必要がありますが、会議室や個室の利用が可能なオプションがあるバーチャルオフィスもあります。
- GMOオフィスサポート: GMOオフィスサポートは、GMOインターネットグループが提供する、法人向けのバーチャルオフィスサービスです。国内最大手のインターネット企業グループが運営しているため、信頼性と安定したサービス提供が期待できます。東京都内や大阪市内・福岡などの主要エリアの住所が利用でき、法人登記も可能です。
- DMMバーチャルオフィス: DMMバーチャルオフィスは、DMM.comが提供する、法人向けバーチャルオフィスサービスです。東京都内一等地の住所が利用でき、ホームページや名刺に記載することで企業イメージ向上に繋がります。さらに、会議室やコワーキングスペースの利用、電話代行サービスなどもオプションで利用可能です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
【2024年最新】バーチャルオフィスおすすめ12選!料金比較&失敗しない選び方|住所選びの注意点も3ヶ月間無料で利用できるキャンペーン実施中!
2-12. クラウドソーシング・人材募集
クラウドソーシングサービスは、インターネットを通じて、企業が個人やフリーランスに仕事を依頼できるサービスです。
企業は、プロジェクトや業務の一部を外部に委託することで、人材採用や教育コストを抑え、必要なスキルを必要な時にだけ活用できます。一方、個人やフリーランスは、自分のスキルを活かして仕事を受注し、収入を得ることができます。
近年、多様なスキルを持つ人材が集まり、案件数も増加しており、ビジネスの効率化や新たな働き方の選択肢として注目されています。
- クラウドワークス: クラウドワークスは、国内最大規模のクラウドソーシングサービスです。案件数は100万件超、登録ワーカー数は600万人と、多種多様なスキルを持つ人材が集まっています。ライティング、デザイン、プログラミング、翻訳など、幅広い業務を依頼できます。法人向けの「クラウドワークス エンタープライズ」では、専任担当者が案件管理を行い、継続的な業務委託にも対応可能です。
- ランサーズ: ランサーズは、2008年から続く老舗のクラウドソーシングサービスです。登録ユーザー数は1,000万人超と国内最大級を誇り、幅広いジャンルの案件を取り扱っています.。ユーザー参加型のイベントなども積極的に行なっており、サポート体制が充実している点が強みです。法人向けサービスも提供しており、企業の業務効率化を支援しています。
【業界No.1】ユーザー数600万人、全国95万社の発注企業が登録しているサービス
2-13. ネットバンク
ネットバンクとは、インターネットを通じて金融サービスを提供する銀行のことです。
店舗を持たないため、人件費などのコストを抑えられることから、従来の銀行に比べて低金利でサービスを提供できるケースが多く、近年利用者が増加しています。
口座開設や振込、残高照会などの基本的なサービスに加え、投資信託や外貨預金など、多様な金融商品を取り扱っているネットバンクもあります。
24時間365日利用できる利便性も魅力です。
- GMOあおぞらネット銀行: GMOインターネットグループとあおぞら銀行が共同出資するネット銀行です。業界最安水準の振込手数料と、法人設立1年未満の場合、1年間毎月20回まで振込手数料が無料になるなど、創業期の企業への手厚いサポートが魅力です。
- 住信SBIネット銀行: SBIホールディングス傘下のネット銀行です。振込手数料の安さに加え、外貨預金や投資信託など、多彩な金融商品を揃えています。ランクに応じて振込手数料無料回数が増加するなど、取引が多いほどお得になる仕組みも特徴です。
- PayPay銀行:旧ジャパンネット銀行がPayPayと統合して誕生したネット銀行です。PayPayとの連携によるスムーズな資金移動や、24時間365日リアルタイムで入金確認ができる点が大きな強みです。シンプルで使いやすいネットバンキングも魅力です。
こちらの記事で詳しく解説しています。
法人口座開設におすすめ!主要ネット銀行4社を徹底比較!【2024年最新】振込手数料は業界最安値水準。創業期における最有力の法人口座。
2-14. サブスクリプション系ソフト
OfficeやAdobeなどの専門ソフトは、購入すると数万円ほどに。“利用権”を支払うサブスクリプションサービスを活用すれば、月々1,000〜2,000円前後でそうしたソフトをフルに使用することが可能。
アップデート版が出ても買い換える必要がなく、更新プログラムをダウンロードできます。
- Office365: ビジネスで必須となる定番ソフトと言えば、Microsoft Officeが挙げられます。Office365はWordやExcel、PowerPointなど7つのソフトウェアに、クラウド上でデータ管理ができるストレージサービス「OneDrive」が含まれているうえ、最大15台までインストールが可能。1つのサブスクリプションで15人の社員で共有したり、モバイル端末にインストールしたりと使い勝手が抜群です。
- Google Workspace: GmailやGoogleカレンダー、あるいはGoogleドライブなど、ビジネスでの利用シーンが多いGoogleサービスをすべて定額で利用できます。Googleの各種サービスはもともと無料で利用できますが、セキュリティ対策が求められるビジネスシーンにはGoogle Workspaceがおすすめ。14日間の無料トライアルがあるので、使いやすさを試してみてはいかがでしょうか。
- Adobe Creative Cloud: デザインや画像加工、動画編集などに最適なソフトウェアを提供する、Adobeのサブスクリプションサービス。PhotoshopやIllustrator、Premiere Pro、Acrobat DCなど、豊富なラインアップが含まれます。1つのソフトのみ、写真関連のソフトだけを使用する「フォトプラン」、全てのソフトが使える「コンプリートプラン」など、目的別のプランも設けられています。
2-15. Web会議ツール
コロナ禍でテレワークが推奨されるなか、これまで対面で行っていた打合せや会議、商談などのオンライン化が進んでいます。これまで対面で行っていた海外や地方への営業も、今後はWeb会議が主流になるかもしれません。
ビジネスチャンスを逃さないためにも、Web会議ツールは使いこなしておきたいところです。
- Zoom: 専用アプリさえインストールされていれば、指定URLから簡単にWeb会議に参加可能。無料版は40分の制限がありますが、何度も出入りすればOK。会議の様子は録画できるほか、クラウドだけでなくローカルにも保存可能(無料版ではローカルのみ)。バーチャル背景を設定できるので、在宅勤務で周囲を見られたくないという人も安心です。Web会議に不慣れでも、手軽に利用しやすいツールです。
- Google Meet: Googleアカウントがあれば誰でも利用可能(アカウント非保有の場合には要承認)。無料版は一度のログインで最長60分までが基本ですが、コロナ対策として時間無制限のサービスが提供されています。米Googleは2021年3月末までこのサービスを継続すると発表していますが、事前に確認を。また、背景設定や録画といった基本機能はZoomと大きく変わりませんが、Google Meetの場合、録画データの保存先はGoogleドライブ。セキュリティに定評があるため、機密性の高いやり取りに向いています。
2-16. 人事労務ソフト
一人、または少人数で起業すると、経理や人事労務管理に思った以上の手間と時間がかかるものです。専任スタッフを配置するのも一つの方法ですが、人件費がかかります。
まずは時間短縮が図れるクラウド人事労務ソフトなどを導入してみましょう。
- SmartHR: 全国3万以上もの企業が導入し、国内トップシェアを誇るクラウド人事労務ソフト。契約処理を含めた入社手続きはもちろん、従業員情報の登録までペーパーレスで処理できます。また、社会保険資格取得届などの役所手続きも電子申告できるため、業務効率化はもちろんコスト削減にも繋がるでしょう。
- ジョブカン: ICカードやLINE、Slack、あるいはGPSなど多様な打刻処理に対応するクラウド勤怠管理システムです。自社の体制に合わせて必要な機能のみ利用でき、コストを最小限に抑えられるのも魅力の一つ。また、サポート体制が充実しているので、初めてクラウドで勤怠管理を行う場合でも安心です。働き方改革で必要とされている時間外労働や年次有給休暇の管理等も対応しているほか、スタッフの勤務状況は集計データを出力して以後の改善に活用できます。
2-17. 情報共有・プロジェクト管理ツール
- Backlog: プロジェクト管理機能が充実しており、タスク管理、バージョン管理、議事録作成、ファイル共有など、様々な機能が備わっています。
- Notion: ノート、タスク管理、データベースなど、様々な機能を備えたツールです。
- Trello: カンバン方式でタスクを視覚的に管理できる、シンプルで使いやすいツールです。
2-18. ソースコード管理ツール
- GitHub: バージョン管理システムとして、世界中で広く利用されています。チームでの開発に最適です。
起業家のためのツール&サービス活用で生産性を高めよう!
この記事では、起業家の生産性向上に役立つツール&サービスを18種類に分類して、おすすめツールを紹介しました。
これらのツールを活用することで、業務効率を大幅に改善し、より多くの時間に余裕を生み出し、ビジネスに集中できる環境を構築できます。
さらに、ツールを効果的に活用するためには、以下のポイントを意識しましょう。
3-1.ツールを使いこなすために、時間をかける
新しいツールを導入する際は、最初は戸惑うこともあるでしょう。
しかし、使い慣れることで、業務効率が大幅に向上します。
そのため、最初は時間を割いてツールをしっかりと学習することが重要です。
3-2.ツールを組み合わせる
複数のツールを組み合わせることで、さらに効率的に業務を進めることができます。
例えば、タスク管理ツールとスケジュール管理ツールを連携させることで、タスクの期限と予定を同時に管理できます。
3-3.定期的に見直しを行う
ツールは常に進化しています。
そのため、定期的に見直しを行い、より良いツールがないか検討しましょう。
また、ツールを使い続けているうちに、使い方が変わったり、不要になったツールが出てくることもあります。
不要なツールは、思い切って廃止することも考えてみましょう。
まとめ
起業家にとって、生産性向上はビジネス成功に欠かせない要素です。
この記事で紹介したツールやサービスを活用することで、業務効率を大幅に向上させることができます。
この記事を参考にして、あなたにとって最適なツールを見つけて、起業を成功させましょう!