「freee」導入支援で顧客満足度3年連続No.1! ITベンチャーの成長を支えるリライル会計事務所が地方企業を支援

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渋谷に拠点を置くリライル会計事務所は、クラウド会計ソフト「freee」を活用した会計・税務サービスで、数々のITベンチャー企業の成長を支えてきた。

代表の野口氏は、高校時代から「ショーシャンクの空に」の主人公に憧れ、会計士の道を歩み始めたという。同事務所は、freeeアドバイザーオブザイヤーで3年連続グランプリを受賞するなど、高い専門性と顧客満足度を誇る。近年では、地方企業のデジタル化支援にも力を入れており、新たな挑戦を始めている。

話し手のプロフィール

公認会計士・税理士|リライル会計事務所代表

野口 五丈

のぐち いつたけ

プロフィール

クラウド会計の支援に特化した会計事務所を運営。クラウド会計freeeの導入は500件を超え、全国1位の導入実績。freee Advisor of the Year2024グランプリを受賞(3年連続)

ITベンチャー企業の成長を支える会計事務所

リライル会計事務所について教えて下さい

 青木
青木

本日はお忙しい中、インタビューにお時間をいただきありがとうございます。リライル会計事務所の野口様は、公認会計士として、特にITベンチャー企業のサポートに力を入れていらっしゃると伺いました。まずは、リライル会計事務所について教えていただけますでしょうか?

野口さん
野口さん

リライル会計事務所は、2012年に創業し、今年で12年目を迎えます。渋谷に拠点を置き、主にITベンチャー企業を対象に、クラウド会計ソフト「freee」を活用した会計・税務サービスを提供しています。創業当初から、ITベンチャー企業の成長を支援するという強いビジョンを持って、事業をスタートさせました。

 青木
青木

なぜ、ITベンチャー企業に特化したサービスを提供しようと思われたのでしょうか?

野口さん
野口さん

創業当時、ITベンチャー企業は、成長著しい一方で、会計や税務の専門知識が不足しているケースが多く見受けられました。特に、クラウド会計ソフトの導入や活用には、専門的な知識と経験が必要となります。私は、自身のITスキルと会計知識を活かして、ITベンチャー企業の成長を支援したいという強い思いがありました。

 青木
青木

なるほど。まさに、野口さんのような会計士が求められていたんですね。

野口さん
野口さん

ありがとうございます。創業から12年経ちましたが、ITベンチャー企業を取り巻く環境は、常に変化しています。新しいサービスや技術が次々と登場し、事業モデルも多様化しています。常に最新の情報をキャッチアップし、お客様に最適なサービスを提供していくことが、私たちにとって重要な課題です。

「ショーシャンクの空に」から始まった会計士への道

公認会計士・税理士を目指したきっかけについてお聞かせください。

 青木
青木

野口様が公認会計士、税理士を目指されたきっかけは何だったのでしょうか?

野口さん
野口さん

高校3年生の頃、映画「ショーシャンクの空に」を観て、金融や税金に精通したプロフェッショナルに憧れたのがきっかけです。主人公が、銀行の副頭取として刑務所に冤罪でぶち込まれてしまうのですが、税金の知識を使って窮地を脱する姿に感銘を受けました。当時、Yahoo!で「会計士」「税理士」と検索して、この道を目指すことを決意しました。

 青木
青木

高校3年生で決意されるというのは、本当に早いですね!ご両親は驚かれたのではないでしょうか?

野口さん
野口さん

そうですね。両親は普通のサラリーマンだったので、かなり驚いていました。当初は理系に進もうと思っていましたが、会計士や税理士になるには文系の学部に進学する必要があると知り、急遽進路を変更しました。当時の私は、漠然と「お金に関わる仕事」に憧れていたのですが、「ショーシャンクの空に」を観て、税金という世界に具体的な目標を見出したように思います。

 青木
青木

映画の影響で、人生の目標が決まったというのは、素晴らしいですね。

野口さん
野口さん

あの映画を観て、税金の知識は、単に数字を扱うものではなく、人々の生活や社会を支える重要な役割を担っていることを知りました。税金を通して、社会に貢献したいという強い思いが芽生え、会計士の道へ進むことを決意しました。

freeeを活用したバックオフィス効率化と丁寧なサポート

リライル会計事務所の力を入れているサービスを教えてください。

 青木
青木

リライル会計事務所では、どのようなサービスに力を入れていらっしゃいますか?

野口さん
野口さん

弊社の強みは、クラウド会計ソフト「freee」に精通していることです。決算書作成や税金申告といった従来の会計サービスに加え、見積書発行、請求書発行、入出金管理など、freeeを活用したバックオフィス全体の効率化を支援しています。創業当初から、ITツールを活用した業務効率化を重視しており、freee導入のパイオニアとして、多くのITベンチャー企業の成長をサポートしてきました。

 青木
青木

freeeを選んだ理由は何ですか?

野口さん
野口さん

freeeは、操作が簡単で、様々な機能が備わっている優れたソフトです。中小企業にとって、会計ソフトの導入は、コスト面や操作性の面でハードルが高いと感じることが多いのですが、freeeは、これらの課題を解決できる画期的なソフトだと考えています。

 青木
青木

実際に、お客様からfreee導入に関するどのような声をよく耳にしますか?

野口さん
野口さん

お客様からは、「従来の会計ソフトは操作が複雑で、時間がかかってしまい、なかなか使いこなすことができなかった」「経理担当者の人数が少ないため、業務効率化を図りたい」といった声をよく耳にします。freeeは、従来の会計ソフトに比べて、操作が簡単で、導入しやすいというメリットがあります。また、様々な機能が備わっているため、業務効率化にも大きく貢献できます。

 青木
青木

クライアントのデジタル化をサポートされているということですね。

野口さん
野口さん

はい。近年、DXやSaaSなど、便利なサービスが増えていますが、実際に使いこなすまでに至るのが難しいという声をよく耳にします。弊社では、freeeなどのツールを効果的に活用できるよう、導入支援や操作方法の指導など、丁寧なサポートを提供しています。ITツールに精通したスタッフが、お客様の業務フローに合わせて、最適なシステム構築を支援いたします。

 青木
青木

具体的には、どのようなサポートを提供していますか?

野口さん
野口さん

お客様の業種や規模に合わせて、freeeの導入支援、操作方法の指導、会計データの分析、業務効率化の提案など、様々なサポートを提供しています。また、freeeと連携した他のサービスの導入支援や、業務フローの改善提案なども行っています。お客様が、freeeを最大限に活用できるよう、常にサポート体制を整えています。

freeeアドバイザーオブザイヤー3年連続グランプリ受賞

 青木
青木

freeeのアドバイザーオブザイヤーで3年連続グランプリを受賞されているとのことですが、これはどのような賞なのでしょうか?

野口さん
野口さん

freeeアドバイザーオブザイヤーは、freeeを活用した会計業務のスキルや顧客満足度などを総合的に評価して、最も優れた「freee」導入支援を行う会計事務所に贈られる賞です。2022年から3年連続でグランプリを受賞しており、freeeベンダーからもその取り組みを認められていることを証明しています。

 青木
青木

2100社以上の「freee」アドバイザーの中で、3年連続グランプリというのは、本当に素晴らしいですね。

野口さん
野口さん

ありがとうございます。弊社は、「freee」を単に導入するだけでなく、お客様の業務フローに最適な活用方法を提案し、業務効率化に貢献することで、高い評価を得ていると考えています。freeeは、操作が簡単で、様々な機能が備わっている優れたソフトですが、導入後、お客様が本当に使いこなせるようになるまで、しっかりとサポートすることが重要です。

 青木
青木

freeeを効果的に活用するには、専門知識が必要になりますね。

野口さん
野口さん

その通りです。freeeは、操作自体は簡単ですが、お客様の業種や規模、業務内容に合わせて、適切な設定や機能の活用方法を理解することが重要です。弊社では、お客様の業務内容を丁寧にヒアリングし、最適なfreeeの活用方法を提案しています。

スタートアップ企業の成長を支援する、デジタルに強い会計事務所

お客様はどういった方が多いですか。

 青木
青木

リライル会計事務所のお客様は、どのような方が多いのでしょうか?

野口さん
野口さん

お客様の多くは、20代から30代前半のITベンチャー企業の経営者の方です。東京都内に拠点を置く、比較的規模の大きい企業で働いていた方が、独立・創業する際に、会計ソフト選びで「freee」を選択し、弊社にご相談されるケースが多いですね。

 青木
青木

スタートアップ企業が多いとのことですが、ITに詳しくない経営者の方も多いと思います。野口さんのように、ITツールに精通した会計士がサポートしてくれるのは、心強いですね。

野口さん
野口さん

会計業界は高齢化が進み、税理士の平均年齢は65歳と言われています。そのため、デジタルに強い会計士は、まだまだ少ないのが現状です。特に、若い経営者の方にとって、デジタルツールを活用した効率的な業務体制を構築できる会計士は、貴重な存在だと思います。

お客様とやり取りを行う際に心がけていることはありますか。

 青木
青木

お客様とのやり取りにおいて、特に心がけていることはありますか?

野口さん
野口さん

お客様とのコミュニケーションにおいて、最も重要なのは「スピード」だと考えています。会計事務所は、慎重な人が多く、正確な回答をしようと時間をかけすぎる傾向があります。しかし、お客様にとっては、迅速な対応こそが安心につながります。弊社では、お客様からの問い合わせには原則とし1日以内に回答することを徹底しています。

 青木
青木

確かに、問い合わせに対するレスポンスの遅さは、不安に繋がりますよね。

野口さん
野口さん

はい。特に、スタートアップ企業は、常に変化が求められる状況なので、迅速な対応が重要です。お客様の状況によっては、より迅速な対応が必要な場合もありますので、その際は、お客様と連携しながら、最善の対応を心がけています。

 青木
青木

お客様からの問い合わせは、どのような内容が多いですか?

野口さん
野口さん

お客様からの問い合わせは、freeeの操作に関する質問や、会計処理に関する質問、税務に関する質問など、様々です。お客様が、会計や税務に関する疑問を安心して相談できるよう、丁寧に対応しています。

公認会計士・税理士として活動してきた中で嬉しかったエピソードをひとつ教えてください。

 青木
青木

公認会計士、税理士として活動されてきた中で、特に印象に残っている、嬉しかったことはありますか?

野口さん
野口さん

お客様から感謝の言葉をいただくことは、何よりも嬉しいです。例えば、先代が粉飾決算を行い、多額の債務を抱えた企業の再建を支援したケースがあります。

 青木
青木

具体的なお話をお聞かせいただけますか?

野口さん
野口さん

先代が不正を行い、会社の純資産が1億円あるはずなのに、実際にはマイナス2億円の債務があったというケースです。銀行から怒られ、このままでは会社が潰れてしまうという危機的な状況でした。

 青木
青木

大変な状況でしたね。

野口さん
野口さん

弊社は、お客様と一緒に債権計画を立て、売却可能な資産を売却し、財務内容の健全化を図りました。同時に、お客様が持っていた事業の強みを活かして、将来的な返済計画を策定し、銀行との交渉を行いました。最終的には、銀行からの融資を再開することができ、お客様の会社は再建へと進んでいきました。

 青木
青木

その時の、お客様の感謝の気持ちは、きっと大きかったでしょうね。

野口さん
野口さん

はい。お客様から「本当に助かりました。ありがとうございました。」と感謝の言葉をいただいた時は、本当に嬉しかったです。このような経験を通して、お客様の事業の成長に貢献できる喜びを実感しています。

経営者にとって、公認会計士・税理士はどんな存在であると思いますか?

 青木
青木

経営者の方にとって、公認会計士、税理士はどのような存在だと思いますか?

野口さん
野口さん

経営者にとって、公認会計士、税理士は「身近な相談相手」だと思います。私も、顧問弁護士や社労士の方と相談しながら、ビジネスを進めています。法律や労務に関する問題など、なかなか相談しにくいことを、気軽に相談できる存在がそばにいることは、大きな安心感になります。

 青木
青木

野口さんも、相談相手として、経営者の強い味方になっていらっしゃるんですね。

野口さん
野口さん

はい。経営者が安心して事業に集中できるように、会計や税務面をしっかりとサポートすることで、経営者のビジネスパートナーとして、共に成長していきたいと思っています。

休日はどのように過ごしていますか?

 青木
青木

少しプライベートな質問ですが、野口さんの休日はどのように過ごされていますか?

野口さん
野口さん

休日は、家族と過ごす時間を大切にしています。子供と公園に行ったり、一緒に遊んだり、楽しい時間を過ごしています。最近は、子供と一緒にスポーツをすることも増えました。

 青木
青木

お子様とスポーツをするのは、いいですね!

野口さん
野口さん

はい。子供と過ごす時間は、私にとって最高の癒しです。仕事の疲れも吹っ飛んでしまいます。

 青木
青木

仕事とプライベートのバランスをどのように保っていますか?

野口さん
野口さん

仕事もプライベートも充実させたいと考えています。そのため、仕事中は集中して、プライベートの時間は、家族との時間を大切にしています。もちろん、仕事が忙しい時期もありますが、家族と過ごす時間を確保することで、仕事へのモチベーションも高まります。

地方への事業展開:新たな顧客層への挑戦

今後の展望についてお聞かせください。

 青木
青木

本日は、貴重なお話をありがとうございました。最後に、今後の展望についてお聞かせください。

野口さん
野口さん

引き続き「freee」を活用し、企業のバックオフィス効率化を支援していくことは変わりません。今後は、地方への事業展開にも力を入れていきたいと考えています。地方では、東京に比べて競争が激しくないため、人材獲得や報酬面で有利な点があります。また、地方には、100年以上続く企業も多く、DX化のニーズも高まっていると感じています。

 青木
青木

地方への事業展開、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃいますか?

野口さん
野口さん

地方では、東京と比べて、ITツールの活用や経営管理のデジタル化が遅れているケースが多いと感じています。そこで、弊社の強みである「freee」を活用したバックオフィス効率化のノウハウを活かし、地方企業のデジタル化を支援することで、地域経済の活性化に貢献したいと考えています。

 青木
青木

地方企業に対して、どのようなサービスを提供していく予定ですか?

野口さん
野口さん

まずは、freee導入支援や操作方法の指導、会計データの分析など、基本的なサービスを提供していく予定です。さらに、経営戦略の策定や資金調達支援など、より高度なコンサルティングサービスも提供することで、地方企業の成長を総合的にサポートしていきたいと考えています。

 青木
青木

地方企業のデジタル化支援は、まさに時代の流れですね。

野口さん
野口さん

はい。地方企業が、最新のITツールを活用することで、業務効率化を図り、競争力を強化できるようサポートしていきたいと考えています。また、地方企業との連携を通して、地域経済の活性化にも貢献できればと考えています。

 青木
青木

地方への事業展開、とても楽しみです。応援しています。

最後にこれから起業・独立開業する人に向けてメッセージをお願いします。

 青木
青木

最後に、これから起業する方に向けて、何かメッセージをお願いします。

野口さん
野口さん

これから起業される方は、ぜひ創業の時期を楽しんでほしいと思います。創業当初は、顧客が少なく、時間的に余裕があるため、自由な時間がたくさんあります。私も創業当初は、時間があったので、ホームページを自作したり、交流会に参加したり、色々なことに挑戦しました。その中で、うまくいくこと、うまくいかないことがたくさんありましたが、貴重な経験となりました。

 青木
青木

失敗から学ぶことも、創業初期には大切ですよね。

野口さん
野口さん

そうですね。創業当初は、様々なことに挑戦できる貴重な時間です。後で振り返って、「あの頃は、がむしゃらに頑張っていたなぁ」と笑って思い出せるように、ぜひ楽しんで創業に挑戦してください。

 青木
青木

素晴らしいメッセージですね。本日は、本当にありがとうございました。

野口さん
野口さん

こちらこそ、ありがとうございました。

編集後記

野口氏とお会いして、会計士という仕事に対する熱い情熱を感じた。特に、お客様の事業の成長に貢献したいという思いは強く、その熱意がリライル会計事務所のサービスにも表れていると感じた。

地方への事業展開という新たな挑戦にも注目し、今後の活躍を期待したい。

【取材先】リライル会計事務所