【従業員が活躍できる労働環境づくりのプロ】ロープラス社会保険労務士法人・永井 拓至さんにインタビュー

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話し手のプロフィール

社会保険労務士|ロープラス社会保険労務士法人

永井 拓至

ながい たくじ

プロフィール

1992年5月25日、大阪府生まれ。大学卒業後に士業向けのコンサルティングを行う会社へ就職。士業向け情報誌の編集業務を担当するなかで、社会保険労務士の仕事に興味を持つ。2021年にロープラス社会保険労務士事務所(現:ロープラス社会保険労務士法人)を開業。100件以上のスタートアップ企業に携わり、人事労務をワンストップでサポートしている。

「働き手から選ばれる会社づくり」のサポートをする

ロープラス社会保険労務士法人について教えてください。

永井さん
永井さん

「労働のイメージをプラスにし、ワクワクできる時間を増やす」をパーパスとして、弊所は掲げています。このパーパスを略して、「ロープラス」という会社名にしました。

永井さん
永井さん

従業員から信頼される会社になるために、労働環境を整備することは必要不可欠です。 これから労働人口は減っていく一方で、リクルートワークス研究所「未来予測2040 労働供給制約社会がやってくる」では、2040年に約1,100万人の労働供給の不足が発生すると言われています。1,100万人という数字をイメージできないかもしれないですが、東京都の人口は約1,300万人、 大阪府の人口は約800万人で、大阪府の人口以上の労働者が足りない時代になるということです。

永井さん
永井さん

人がいなくても経営していける会社であれば問題はないのですが、ほとんどの会社は人の力が必要でしょう。「働き手から選ばれる会社」になれるよう、ロープラスではサポートしております。

社会保険労務士を目指したきっかけについてお聞かせください。

永井さん
永井さん

「もっと生きたいな」と言えるぐらい、人生を最後まで楽しみたいという思いがありまして、そのためにも一番時間を投下する労働を楽しまなきゃいけないと考えています。労働を楽しむためには、まず何をすべきかと考えたときに、「労働のルールを覚える」ことが必要だと思いました。

永井さん
永井さん

例えば、「野球を楽しみたい」と思ったときに、まずルールを覚えますよね。バットにボールが当たって、3塁方向に走ると試合は成り立たないわけですから。

ルールを覚えることが楽しむための第一歩と考え、労働法の国家資格である社会保険労務士業界に入りました。

ロープラス社会保険労務士法人で力を入れているサービスを教えてください。

永井さん
永井さん

「上場支援(IPO)やM&Aといった会社の出口戦略(イグジット)に向けた労務管理の体制構築」に注力をしています。

 青木
青木

なるほど。では会社規模でいうと拡大フェーズの会社がメインのお客様になりますか?

永井さん
永井さん

そういうわけでもありません。もちろん従業員が1,000人程度いるお客様もいらっしゃいますが、設立したての役員のみの会社や、従業員が10名以下の会社も数多く対応させていただいております。従業員が少ない時期からベンチャーキャピタルから資本を入れて急速に成長される会社様もありますから。

永井さん
永井さん

「会社を設立するタイミングから、IPOやM&Aを含めた会社の未来について考えた方がいい」とお客様にはよく話しています。未来に向かって一緒に成長している関係をお客様と構築できると嬉しいですね。

従業員が活躍できる労働環境を作る

ロープラス社会保険労務士法人ならではの強みについてお聞かせください。

永井さん
永井さん

一点目は「人事と労務のトータルサポート」です。

ロープラスでは、人事を「経営目的を達成するために、適切な量と質の人をコントロールすること」と定義しています。社会保険労務士による労務管理は、あくまでも人事のほんの一部の仕事です。会社が持っている経営資源(人・物・金・情報・時間・知的財産)のうち、「人」が会社で活躍してくれることが経営にとって大切なことでしょう。設立して間もない会社がいきなり人事戦略を作っていくのは難しいので、まずは労務管理を整備することで従業員からの信頼を築き、少しずつ人事戦略や評価制度を構築していきながら、従業員が「この会社で働きたい」と思える環境になるようお手伝いしております。

永井さん
永井さん

二点目は「経営課題をワンストップに対応できること」です。

正直なところ、社会保険労務士が何をするかはイメージがつかない方が多いでしょう。ですので、「これを相談してもいいのかな」と悩まれる前に、気軽にご相談できる関係を構築できるよう努めています。ご相談の内容が私たちで解決できない場合は、税理士といった他の専門家と連携しながら解決を目指していますね。

お客様はどういった方が多いですか。

永井さん
永井さん

正直なところ、業種や従業員規模といった特定の分野のお客様が多いわけではありません。ありがたいことに、建設会社や医療法人、IT業界といった多様な会社様に選んでいただいております。

ロープラスと一緒に成長していきたいという会社様は大歓迎です。

お客様とやり取りを行う際に心がけていることはありますか。

永井さん
永井さん

お客様の課題をまず見つけることを意識しています。「○○してください」ということに対して、「わかりました」だけでは、本当にその手法がいいのかわかりませんからね。だれが・いつ・なにを・なぜ・なんのためにするのかを確認し、ほかにいい方法があった場合は必ず提案しています。

また先ほどもお話ししましたが、気軽に何でも相談してもらえる関係が大事だと思いますので、士業特有の固い打ち合わせをするのではなく、柔軟な対応ができるよう心がけてます。

社会保険労務士として活動してきたなかで嬉しかったエピソードをひとつ教えてください。

永井さん
永井さん

お客様から喜んでもらえるサービスを提供することは、当たり前と思って仕事をしてます。ですので、お客様とのやり取りのなかで嬉しいエピソードを見つけるのは難しいですね。
その代わりにですが、私も一経営者として社員を雇用しているので、社員の成長を感じられることが嬉しいです。これは社会保険労務士というよりも、経営者としての嬉しかったエピソードですけどね。

社会保険労務士は「未来をつくる仕事」

経営者にとって、社会保険労務士はどんな存在であると思いますか

永井さん
永井さん

社会保険労務士は「未来をつくる仕事」だと思っています。 「過去の話をしてる=何かしらの問題が起きてる」という状態で、この場合は弁護士にお願いするしかないケースが多いです。会社が社員と一緒にどのような未来をつくっていきたいのかを一緒に考えていくのが社会保険労務士の醍醐味ですね。会社を成長させたい経営者とは、良いパートナーになれる職業だと思っています。

今後の展望についてお聞かせください。

永井さん
永井さん

社会保険労務士の業界全体を盛り上げていきたいですね。まずは私自身がお客様である経営者から選ばれる存在になること。ひいては、その会社で働いてる従業員の方々から選ばれる社労士事務所を目指していきたいと考えています。

最後にこれから起業・独立開業する人に向けてメッセージをお願いします。

永井さん
永井さん

私自身、サラリーマンから思い切って独立開業した身ではありますが、いい思いばかりでなく、辛いことも経験しました。そのなかでも仲間や家族、友人といった頼れる方を少しでも大切していきたいと思っています。ロープラスも頼れる仲間に入れてもらえるよう努めていきますので、ぜひ一緒に成長していきましょう。

 青木
青木

本日はありがとうございました!

【取材先】ロープラス社会保険労務士法人

永井 拓至さんのプロフィールはこちらから