【バハマと日本をつなぐ起業家】株式会社Bahama Japan|黒川ウェリントン力さんにインタビュー

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バハマのルーツを強みにインバウンドマーケティング支援事業を展開

会社紹介と事業内容について教えて下さい

黒川さん
黒川さん

はい、ありがとうございます。株式会社バハマジャパンは、日本とバハマを繋ぐことをテーマに掲げている会社です。事業内容は大きく分けて2つあります。

1つ目は、バハマナビ」というメディアの運営です。このメディアは日本人向けに作っており、バハマの国や観光地を紹介しています。このメディアを通じて、バハマに関する情報を発信し、観光客やテレビ取材を希望する会社をサポートしています。

黒川さん
黒川さん

2つ目は、インバウンドマーケティング事業です。こちらはバハマに限らず、海外から日本に訪れる外国人を対象としたマーケティング支援を行っています。

例えば、外国人観光客向けのツアーの企画やサービスの設計、マーケティング調査、さらには外国人向けの認知拡大のサポートを行っています。また、英語対応やリピーター獲得のためのサービスフォローなど、一連の流れをサポートしています。

 青木
青木

なるほど。基本的にはインバウンドマーケティングが黒川さんの主戦場ということですね?

黒川さん
黒川さん

そうですね。

どのような学生時代を歩んできたのでしょうか?

黒川さん
黒川さん

私が会社経営を目指すきっかけは、小学校5年生の時に遡ります。当時、沖縄に住んでいて、父がカメラの機材の輸入販売とスタジオレンタルを行う会社を経営していました。

父とよく口論をしていたのですが、ある日「悔しかったら俺を超えてみろ」と言われ、それがきっかけで会社をやりたい、社長になりたいと思うようになりました。

黒川さん
黒川さん

小学校5年生の時点では、具体的に何をするかは決まっていませんでしたが、好きなものとビジネスを繋げることに興味がありました。高校生の時には馬術に熱中していて、馬術とビジネスを結びつけて乗馬クラブの運営を考えていました。しかし、大学2年生の時に、馬術をビジネスにするのは難しいと感じ、その夢は一旦諦めました。

黒川さん
黒川さん

就職活動の際には、起業するために何が必要かを考え、人間力、企画力を身に付けることを目標にしました。そのため、社長との距離が近い小さな会社に就職しました。入社後は、土日も出社して営業リストを作成し、入社3ヶ月で全社トップの営業成績を出すことができました。

最初に入社された会社から今の会社を起業する前までの経緯をお聞かせください。

黒川さん
黒川さん

最初の会社に入社していた時に、いろいろな社長さんと話す機会がありました。彼らと何が違うのかを考えた時、挑戦したかどうかが大きな違いだと思いました。自分のスキルが足りないと感じることもありましたが、やっていく中で身につく部分もあると感じていました。

黒川さん
黒川さん

プライベートな話になりますが、2017年に入社してから2ヶ月後の6月18日に母親から電話がありました。母は私が高校生の時にガンを摘出し、その後再発を繰り返していましたが、私が入社する前まで初めて再発はありませんでした。それで母も安心していましたが、その電話で全身にガンが転移していることがわかりました。

黒川さん
黒川さん

母は私がやりたいことをすべて応援してくれていました。いろいろな習い事をさせてくれ、特に馬術には多くの支援をしてくれました。そして私は母親に「ずっと会社を経営する、社長になる」いうことを言ってたので、 母に起業している姿を見せたいと思い、最終的に母の介護をしながら独立することを決断しました。

 青木
青木

本当に美しいストーリーですね。その後のキャリアについても教えていただけますか?

黒川さん
黒川さん

はい、そうですね。2017年に起業を決意した年に、東京の大江戸線の駅で喧嘩している人たちを止めていた時のことです。その時、あるおじいちゃんが入ってきて、バハマ出身の私に興味を持ってくれました。後日、そのおじいちゃんに会いに行くと、バハマについて詳しく調べてくれていて、バハマと日本を繋ぐ仕事をするのが私の役割だと感じました。

黒川さん
黒川さん

2018年に「オルカカンパニー」という個人事業主としてスタートしました。この経験を通じて、バハマと日本を繋げることが私の使命だと強く感じました。これが私の現在の会社を立ち上げるきっかけとなりました。

起業後は自分の苦手な部分を把握し、それを補う方法を見つけることが大切

起業して良かったと思える瞬間は何ですか?

黒川さん
黒川さん

この質問は難しいですね。前職を辞める時に「就職してこの会社で働いてよかったか」と同期や社長に聞かれていました。その答えは、起業したり成果を出した時に感じることだと思っています。入社したこと自体が良いかどうかというよりは、この先にどう繋がるかが重要だと思っています。

私にとって起業は、社会人1年目のスタートだと思っていました。就職活動も、自分を売り込む場と捉えていました。だから、起業してからが本当の1年目で、今で言うと6年目になります。

黒川さん
黒川さん

まだ自分で「これをやりきった」と感じることはありませんが、起業して良かったと感じるのは、選択肢が広がったことです。

例えば、大学に行くと選択肢が広がるように、社会人経験や起業して事業譲渡でロックアップで入った会社で起業しながらサラリーマン経験をするなど、さまざまな経験ができました。サラリーマンでは得られない経験もあり、これが起業して良かった点だと思います。

起業を成功させるために必要な力を1つ上げるとしたら何ですか?

黒川さん
黒川さん

自分の苦手な部分をしっかり理解することです。苦手なことを理解していないと、負担が増え、誰にも任せられなくなり、スケールしないのではないかと思います。

黒川さん
黒川さん

例えば、私の場合、管理能力が低いので、毎月の支払いを忘れたり、書類が散乱してしまったりします。文字も汚いので、書類作成は他の人に頼むこともあります。自分の苦手な部分を把握し、それを補う方法を見つけることが大切です。

また、問題が発生した時に迅速に対応することも重要です。これは私も今でも課題ですが、レスポンスを早くすることが大事だと思います。

他の経営者におすすめの本はありますか?

黒川さん
黒川さん

おすすめの本は2つあります。まず1つ目は、人間性や憧れ、かっこよさを描いた小説や物語です。例えば、「海賊と呼ばれた男」は素晴らしい本です。人間としての理想像を描いた本で、自分を鼓舞してくれます。

黒川さん
黒川さん

もう1つは、スキルを磨くための本です。大学生の時は経営者のすすめ本を読んでいましたが、今はインバウンド事業に関連する本が多いですね。特にPR支店のインバウンド戦略などに関する本です。ただ、自己啓発本やビジネス書については、パターンが似通っているのであまり読まないですね。重要なのは、効率よく内容を理解する読み方を身につけることです。

黒川さん
黒川さん

もう一冊、学生時代に馬術部の監督に勧められた「次郎物語」という本があります。細かい内容は覚えていませんが、私のダメな部分を指摘され、改善するきっかけになりました。この本も非常に良かったです。経営者にとってどうかは分かりませんが、読み方や勧められた背景が大事だと思います。

起業準備から創業1年目で役立ったサービスが何かあれば教えて下さい。

黒川さん
黒川さん

お金の管理ツールでは、freeeなどが非常に役立ちました。バーチャルオフィスも便利です。私はGMOオフィスサポートを使っています。ただ、最も役立ったのはGoogleのサービスです。私は全ての業務をGoogleに統一しています。スケジュール管理やメール、会計ソフトの選定も、Googleとの連携を基準にしています。

黒川さん
黒川さん

特に起業初期は家族との時間も大切なので、Googleカレンダーを使って家族とスケジュールを共有することで、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなりました。

休日はどのように過ごしていますか?

黒川さん
黒川さん

毎週休日にこれをする。みたいなのは基本的にないのですが、家族と遊んだり、友達と遊んだりしています。あまりルーティーン的なことは基本的にないようにしています。
 逆を言うと、今週これが足りなかったから、土曜日の午前中はこれしよう。逆に来週こういう動きをしてみたいから準備をしようなど。仕事に当てる時もあります。

黒川さん
黒川さん

平日だとアポくれないけど、土曜日とか日曜日だったらアポくれる方もおりますので。あんまり毎週休日にこれをするみたいな形にはしていないです。
 また私は基本的に2拠点生活なんですけど、香川にいたら平日土日問わず、馬に乗ったりしてます。
 

 青木
青木

馬がいるんですね。 

黒川さん
黒川さん

香川にオーナーさんがいて、そのオーナーさんに馬乗ってお願いされるので。朝早く起きる習慣のために乗ってる感じですね。


日本とバハマの直行便を作ることが今後の目標

今後の展望についてお聞かせください。

黒川さん
黒川さん

私のテーマは「バハマと日本を繋ぐこと」です。今後の展望としては、まず日本人をバハマに観光として連れていくこと。そして、日本の企業をバハマに進出させたいと考えています。日本の企業がバハマに進出することで、そこに事業が生まれ、人が集まります。これにより、日本からバハマへ、またバハマから日本へ行き来する人が増えると考えています。

黒川さん
黒川さん

具体的には、日本とバハマの直行便を作ることに携わりそれが実現できたら、僕は「日本とバハマを繋いだ男」って言えるのではないかと考えています。

 青木
青木

めちゃくちゃいいマイルストーンですね。「日本とバハマを繋いだ男」っていうのが、目標として明確ですし。

黒川さん
黒川さん

そうですね。現在のインバウンドマーケティングで携わっている企業さんも、将来的には日本とバハマを繋ぐための見込み作りの一環として行っています。これからもビジネス展開を提案しつつ、そのビジョン実現に向けて進んでいきたいです。

最後にこれから起業・独立開業する人に向けてメッセージをお願いします。

黒川さん
黒川さん

まず、なぜ独立するのか、その背景を自分でしっかり理解した方がいいです。ここ数年思うのは「起業が全て」という文化が結構強いなと感じていて。

でも周りの尊敬する人たちは、大企業のサラリーマンとして優れた営業成績を残している人外資系会計事務所に会計士の資格を持っていない難しい状況の中で通った人NTTで法人営業1位を取っている人など。そういう人たちもかっこいいと思うんですよ。

黒川さん
黒川さん

起業することがかっこいいとされる風潮に流されて起業するのであれば、もう一度自分の能力や背景を見つめ直してください。自分の能力が活かせることがたまたま起業だったならば、それは素晴らしいことです。

しかし、起業という言葉や風潮に引っ張られての起業はお勧めしません。「とにかくやってみたいから起業する」っていう意気込みは別に悪いことではないですが、自分自身を理解した上で、起業が正しい選択であるかどうかをしっかり考えてください。

黒川さん
黒川さん

私自身、起業して6期目になりますが、正直しんどいと思うこともあります。バハマと日本を繋ぐという目標が、本当に今やっていることに繋がっているのか、「何屋さんなのか分からないな自分」と思う時があります。

起業後「自分が何屋さんか分からない」と言ってる人を沢山見てきましたが、「僕もその一人なのかも」と思うこともありましたので。

黒川さん
黒川さん

起業を考えている皆さんも、まずは自分の背景や能力をしっかり理解した上で、正しい選択をしてください。「起業がかっこいいという風潮に流されていないか?」改めて見つめ直してください。

そして、もし法人設立の際には、ぜひバハマジャパンにご相談ください。お手伝いさせていただきます。

 青木
青木

本日はお話頂きありがとうございました!バハマと日本を繋ぐ男になる日を楽しみにしてます!

【取材先】株式会社Bahama Japan

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