【実体験】GMOあおぞらネット銀行で法人口座開設をして分かったメリット・デメリットをご紹介

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本記事では実際にあおぞらネット銀行の法人口座を開設した筆者が、GMOあおぞらネット銀行の法人口座の開設を考えている方に向けて、実体験を踏まえたメリット・デメリットを詳しくご紹介します。GMOあおぞらネット銀行で口座開設を検討中の方はぜひ参考にしてください。

【結論】GMOあおぞらネット銀行は、最初の法人口座で最もおすすめしたいネット銀行

引用:GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行は、GMOインターネットグループとあおぞら銀行の共同出資により設立され銀行です。従来の店舗型銀行と異なり、店舗を持たないオンラインでのサービスを提供するネットバンク銀行として運営されています。

なぜ筆者が最初の法人口座でGMOあおぞらネット銀行を推したいかというと、他のネットバンクやメガバンクと比較して、口座振込みでかかる手数料が他社より圧倒的に安く、かつ会社設立1年未満の法人においては、条件を満たすと12ヶ月間の間、月20回までの振込手数料が無料になるからです。

また2024年の4月から社会保険や法人税などの税金の口座引落が可能となり、これはネットバンクの中であおぞらネット銀行の他にイオン銀行のみが対応しているため、創業に1つは持っておきたい法人口座といえます。

特徴とメリット

  1. 業界最安値の振込手数料145円
  2. 月20回振込み手数料が無料(条件有り)
  3. 口座開設はオンラインで完結
  4. 国税や社会保険の口座自動振替
  5. バーチャルオフィスでも審査が通る

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法人の銀行口座を作る際には、どの銀行を選ぶか迷う方が多いかもしれませんが、手数料が安く比較的審査がゆるいネット銀行をメインに利用しつつ、必要に応じてメガバンクを併用するのをタチアゲではおすすめしています。

法人口座の理想的な作り方に関しては、下記の記事で解説しています。

【2024年版】法人口座おすすめ12選!手数料・審査基準で比較

GMOあおぞらネット銀行の口コミはいい評価が多い

実際にGMOあおぞらネット銀行の法人口座を利用している方のXでの口コミをいくつか紹介します。

良い口コミ

悪い口コミ

  • 本人確認書類の審査が通らない【X(Twitter)
  • 実店舗がないためオンラインでの審査が難航しがち【X(Twitter)

良い口コミ

社会保険や税金の納付。日本政策金融公庫の融資返済に口座振替ができることについてポジティブな声が見られますね。

https://twitter.com/oinariiisan/status/1788516866299977831

悪い口コミ

主にオンラインでの審査について言及されている方が多いです。実店舗がない点がデメリットとして挙げられますね。

実際に口座開設をして分かったGMOあおぞらネット銀行のメリット

GMOあおぞらネット銀行の法人口座には、多くのメリットがあります。ここでは、実際にあおぞらネット銀行の法人口座を開設した筆者が利用して感じたおすすめのポイントを実体験を踏まえてご紹介します。

振込振込手数料が安い!

GMOあおぞらネット銀行の最大の魅力は、手数料の安さです。業界最安値の振込手数料として、145円で他行宛振込が可能です。特に、頻繁に振込を行う企業にとっては、年間で大きな金額の節約になります。また、GMOあおぞらネット銀行は、振込手数料だけでなく、口座管理費用も無料であるため、コストパフォーマンスに優れた銀行と言えます。

 青木
青木

振込や入金、口座管理などの日常的な業務を行いましたが、特に、振込手数料が低い点は毎月のコスト削減に大きく貢献しました。

会社設立1年未満の法人であれば、12ヶ月間月20回まで振込手数料ゼロ!

Screenshot

設立1年未満の法人については、設立後1年以内の間、他行宛ての振込手数料が毎月20回まで無料となります。

設立1年以上の法人でも、口座開設日の翌々月までの期間は他行宛ての振込手数料が毎月20回まで無料です。このように取引費用が低く抑えられているため、頻繁に取引を行う法人にとって、経費削減の効果が期待できます。

 青木
青木

以前は設立1年目までの法人のみだったのですが、1年目以降の法人に対しても2ヶ月間は振込み手数料が無料に枠を広げて頂きました。ありがたいです!

税金のダイレクト納付と社会保険の口座引き落としに対応

今年の4月1日からGMOあおぞらネット銀行が社会保険の口座自動振替に対応されました!

税金のダイレクト納付と社会保険料の引き落としができない点がネット銀行が抱える不便な点でしたが。GMOあおぞらネット銀行が両方とも対応してくれました。詳しく知りたい方は下記公式サイトをご覧下さい。

創業期でも借りられるビジネスローンが利用できる

GMOあおぞらネット銀行は、単なる口座サービスだけでなく、ビジネスローンなどの関連サービスも提供しています。例えば、「融資枠型ビジネスローン【あんしんワイド】」では、

初年度決算がまだ行われていない企業や、直近の決算が赤字の企業でも利用できるため、資金調達のハードルが低く、選択肢が広がります。

 青木
青木

筆者の運営会社であんしんワイドを利用しました。その際の実体験を下記記事で解説しています。

【実際に利用してみた】GMOあおぞらネット銀行「あんしんワイド」の評判と口コミは?結論、審査は厳しくない!

条件を満たせば、最短即日口座開設  

GMOあおぞらネット銀行の口座開設は、すべてオンラインで完了します。必要書類をアップロードするだけで、数日以内に審査が完了します。さらに、法人口座の申請手続きは「ハンコ不要」、「ペーパーレス」、「郵送不要」で済むため、忙しい人でも簡単に口座を開設することができます。

定額自動振込の便利さ

定額自動振込機能を利用すれば、毎月一定額を自動的に振り込むことができるため、従業員の給与や家賃などの支払いに便利です。また、手動での振込作業をなくすことで、手入力のミスを防ぐことができます。

実際に口座開設をして分かったGMOあおぞらネット銀行のデメリット

メリットの多いGMOあおぞらネット銀行ですが、いくつかのデメリットも存在します。

書類審査が結構大変

「法人の存在」と「事業の実態」を証明するための確認書類の提出の出し直しが結構大変でした。ネットバンクは実店舗がないため、ネット上に提出される情報のみで事業内容と会社の実態を判断しないといけないので、審査が少し厳しい印象を感じました。

そのため筆者も書類の出し直しが数回発生しました。

 青木
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特に創業したばかりの方ですと、相手名義で発行された「契約書や、請求書」等の書類を持っていないケースが多いかとおもいます。そこに審査のハードルが一定あるなと感じました。

また自社サイトがない場合、事業内容の把握が難しくなるため、会社設立直後であっても、自社サイトや会社概要など、事業の実態をが分かるページを持っておくのをおすすめします。

コストをかけれない方は無料サイト制作サービスの「ペライチ」や「ジンドゥー」を活用してサイトを作りましょう。

実店舗がない

完全にオンラインで運営されているため、対面での相談や手続きが難しい場合があります。特に、複雑な相談や大規模な取引を行う際には不便に感じることがあるかもしれません。

 青木
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あおぞらネット銀行に限らず、全てのネット銀行に共通したデメリットです。

海外送金が未対応

現状、海外送金に対応していないため、海外取引が頻繁な企業には不向きです。海外取引を行う企業にとって、海外送金は不可欠な業務の一つです。GMOあおぞらネット銀行は、海外送金に対応していないため、海外取引を行う企業は、他の銀行口座も検討する必要があります。

知名度の低さ

ネット銀行はメガバンクに比べると、一般層の知名度が低いため、取引先からの見え方が悪くないか不安に思う方もいるかもしれませんが、GMOあおぞらネット銀行は、GMOインターネットグループという大手企業傘下の銀行であり、安全性は高いため問題ありません。

特徴とメリット

  1. 業界最安値の振込手数料145円
  2. 月20回振込み手数料が無料(条件有り)
  3. 口座開設はオンラインで完結
  4. 国税や社会保険の口座自動振替
  5. バーチャルオフィスでも審査が通る

オンラインで完結!大手上場企業のGMOグループが運営!

GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設の流れ

法人口座開設申込フォームに入力(ネット上)

まず、ネット上の口座開設申込フォームに必要事項を入力します。その後、「法人口座開設ナビ」にログインし、必要書類をオンラインで提出します。

【法人口座開設ナビ】事業内容申告と必要書類のアップロード

必要書類を提出後、セルフイー動画(代表者=取引責任者)の場合、最短で即日に口座開設が可能です。書類をアップロードした場合は、最短1営業日で確認と口座開設審査が行われます。

キャッシュカードが届く

審査が完了すると、最短2営業日後にキャッシュカードが郵送されます。

初期設定をして利用開始!

  • セルフイー動画の場合: 「法人口座開設ナビ」に表示されるログインIDとパスワードを使用します。
  • 書類アップロードの場合: 郵送で届いたログインIDとパスワードを使用します。

初回ログイン時に、取引パスワード(必須)とログインパスワード(任意、変更する場合のみ)を設定し、取引を開始します。初期設定には、口座開設申込時に登録したメールアドレスが必要です。

※個人事業主の場合は別途確認してください。

GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設にかかった実際の時間

筆者が代表を務める法人で実際にGMOあおぞらネット銀行で口座を開設した際にどのくらいの時間がかかったのかを共有します。

GMOあおぞらネット銀行への申し込み開始

お申し込み完了後のメール

私がGMOあおぞらネット銀行に申し込みをしたのは6月5日(水)でした。ネット銀行なので、オンラインでの申し込みを行い、その後必要書類を郵送しました。4月17日(月)には、口座開設完了のメールを受け取りました。

ちなみに提出書類に不備がある場合は下記のようなメールが届きます。

提出書類に不備があった場合のメール

口座開設完了の手続き

口座開設完了後のメール

その後、簡易書留で会社の登記住所に書類が送られてきました。ログイン情報を入力して、GMOあおぞらネット銀行にアクセスし、利用を開始できるようになりました。また、この際にデビット機能付きのキャッシュカードも受け取り、ATMでの引き出しやカード決済も利用可能となりました。

 青木
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郵送物は、転送不要の簡易書留で送って頂けるため、バーチャルオフィスの方でも問題なく受け取ることが可能です。

GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設スケジュール

  • 6月05日(水):ネット上で申し込み
  • 6月07日(金):必要書類の提出(ネット上)
  • 6月17日(火):口座開設手続きが完了
  • 6月19日(木):簡易書留で郵送物をを受け取り

私の場合、ネットで申し込みを行ったから2日後に必要書類をオンライン上で提出し、そこから出し直しを2往復して、約2週間で口座開設が完了して利用が可能になりました。

一般的なメガバンクでは、口座開設に1ヶ月ほどかかることが多い中で、GMOあおぞらネット銀行は非常に迅速に審査と口座開設を行ってくれたと言えます。ネット銀行は2週間程度なので、審査の出し直しがなければ早かったと思います。

まとめ

今回は筆者の経験を交えて、GMOあおぞらネット銀行の特徴や法人口座開設の流れ、必要書類や申込みの流れについて詳しく解説しました。すでに法人の銀行口座を持っている企業はもちろん、これから法人設立を検討している方や、会社設立から1年目の方には、振込手数料が月20回無料になるなど、多くのメリットがあります。

創業初期フェーズの方には特におすすめしたい法人口座があおぞらネット銀行です。

銀行口座を複数持つことは、資金管理や取引の多様化においても利便性が高いです。口座開設は無料ですので、ご興味がある方は、ぜひこの機会に下記から無料で口座開設をしておきましょう。

特徴とメリット

  1. 業界最安値の振込手数料145円
  2. 月20回振込み手数料が無料(条件有り)
  3. 口座開設はオンラインで完結
  4. 国税や社会保険の口座自動振替
  5. バーチャルオフィスでも審査が通る

オンラインで完結!大手上場企業のGMOグループが運営!

法人口座開設に不安や疑問がある場合は、専門家のアドバイスを受けることも有効です。

タチアゲは法人口座開設をサポートします!

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