2025年最新版|法人カードおすすめランキング12選【中小企業・個人事業主向け】

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法人カードは会社の経費管理を効率化し、ビジネスをスムーズに進めるための強力なツールです。しかし「法人カード 」は種類が非常に多く、中小企業経営者や個人事業主の方はどれを選べば良いか迷ってしまうのではないでしょうか。

そこで本記事では、中小企業個人事業主に適したビジネスカード(法人向けクレジットカード)の中から、厳選した法人カードおすすめランキング12選を比較表付きで紹介します。また、法人カードの選び方のポイントや経費精算に役立つ機能についても解説します。

この記事を読めば、あなたの会社に最適な一枚が見つかり、経費管理の効率化や事業成長に繋がるはずです。ぜひカード選びの参考にしてください。

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法人カードの選び方:チェックすべきポイント

法人カードを選ぶ際には、自社の規模や利用目的に合わせて以下のポイントを確認しましょう。カードごとに年会費やサービス内容が異なるため、重要視する点に注目して比較することが大切です。

維持コスト(年会費や手数料)

まず年会費など維持費用をチェックしましょう。売上規模が小さい企業や開業間もない事業者なら、年会費無料や低年会費のカードがおすすめです。年会費が発生する場合も、その費用に見合うポイント還元率や付帯サービスが得られるか検討してください。

【2025年最新版】年会費無料法人カードおすすめ~特典・還元率徹底比較ガイド
経費管理機能(追加カード発行など)

社員に追加カードを発行できるか、経費の一元管理がしやすいかも重要です。社員用カードを発行すれば、従業員ごとの経費支出を会社名義のカードに集約できます。カードによってはWeb明細や会計ソフト連携に対応し、経費精算を効率化できるものもあります。

必要な追加カード枚数や発行手数料(無料か有料か)も確認しましょう。

付帯サービス・優待特典

法人カードにはビジネスに役立つさまざまな特典があります。例えば、空港ラウンジ無料サービスや旅行傷害保険、コンシェルジュサービス、ビジネス優待(レンタカー割引や提携サービス割引など)です。

出張が多いなら旅行関連サービスが充実したカードを、接待が多いならダイニング優待があるカードを選ぶと良いでしょう。

ポイント還元・マイル

日々の経費支払いでポイントやマイルが貯まれば、出張費や備品購入の節約に繋がります。ポイント還元率はカードによって0.5%~1%以上まで幅があります。自社の利用額や使い道に応じて、ポイントの価値を最大限活用できるカードを選びましょう

(例:マイルを貯めているなら提携航空会社のカードなど)。特に個人事業主の方は、事業経費の支払いで効率よくポイントを獲得できるカードだとメリットが大きいです。

以上を踏まえて、ここからはいよいよおすすめ法人カード12選をランキング形式で見ていきましょう。

おすすめ法人カードランキング12選【徹底比較】

中小企業経営者や個人事業主に人気の法人カードから、特におすすめの12枚をランキング形式で紹介します。それぞれ年会費ポイント還元率付帯サービスなどに特徴があり、利用シーンや目的によって向き不向きがあります。自社に合うカードはどれか、じっくり比較検討してみてください。

カード名年会費(税込)還元率主な特典
1位

アメックスビジネス
・ゴールド
49,500円0.3%〜1.0%上限なし利用枠、空港ラウンジ、コンシェルジュ
2位

三井住友カード
ビジネスオーナーズ
実質無料(条件付)0.5%空港ラウンジ、18枚まで追加カード無料
3位

セゾンコバルト
・ビジネス
永年無料0.5%(一部1.0%)指定加盟店ポイント2倍、追加カード9枚無料
4位

JCB CARD Biz
初年度無料/翌年1,375円1.0%最短5分発行、国内ブランドの安心感
5位

オリコ EX Gold
for Biz
初年度無料/翌年3,300円0.6%〜1.1%空港ラウンジ、旅行保険、追加カード無料
6位

楽天ビジネスカード
2,200円(+プレミアム必須)1.0%楽天市場ポイント高還元、ラウンジ特典
7位

アメックスビジネス・グリーン
13,200円0.3%〜1.0%空港ラウンジ、ポイント無期限、有名ブランド
8位

セゾン プラチナ・ビジネス
22,000円(初年度無料)0.5%〜1.125%JALマイル優遇、プライオリティ・パス付帯
9位

ライフカード ビジネスライトプラス
永年無料0.5%追加カード3枚無料、国際ブランド選択可
10位

UCプラチナカード
16,500円(初年度無料)1.0%ラウンジ、旅行保険、Visa優待付き
11位

【GMOあおぞらネット銀行】
永年無料最大1.5%即時引落、キャッシュバック、高還元
12位

アメックス・ビジネス・プラチナ
143,000円0.3%〜1.0%世界中のラウンジ、最上級特典とステータス
おすすめの法人カード12選の比較表

1位:アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード|ハイステータス&柔軟な利用枠が魅力の一枚

項目内容
年会費49,500円(税込)※2025年4月より改定後
ポイント還元率0.3%~1.0%
利用可能枠一律の上限なし
発行スピード約2~3週間
申込条件満20歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • 法人カードの中でも最高クラスのステータス性と充実したサービスを誇ります。出張時に便利な国内外の空港ラウンジ無料、手厚い旅行傷害保険(海外・国内とも高額補償)など、ビジネス・ゴールドならではのプレミアムな特典が多数付帯しています。
  • 最大の特徴は利用可能枠に一律の上限がないことです。利用状況に応じて柔軟に利用可能枠が設定されるため、設備投資や大口仕入れなど高額な経費決済でもカード払いでポイントを獲得しやすく、資金繰りの自由度も高まります。
  • ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」は有効期限がなく、貯めたポイントは航空マイルや提携ポイントへの移行など多彩な使い道があります。ビジネス経費で効率よく貯めたポイントを活用すれば、年会費以上のリターンも期待できるでしょう。
向いている事業者
  • 信用とステータスのあるカードが欲しい経営者に最適です。社名入りのアメックス・ゴールドを持つこと自体、取引先からの信頼感アップにもつながります。
  • 事業規模が大きく高額決済が多い企業にもおすすめです。利用枠に上限がないため、将来的に経費が増えても柔軟に対応できます。月々の利用額が大きくサービスも積極的に活用できる事業者であれば、年会費49,500円を支払う価値が十分あるでしょう。
  • 出張や接待が頻繁にある中小企業のオーナーで、「多少コストをかけても手厚いサービスを受けたい」という方にもぴったりです。ビジネスに役立つ特典が網羅された1枚で、快適かつ効率的に事業を進めたい方に向いています。

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こちらの記事ではアメックスビジネス・ゴールド・カードについて詳しく解説しています。

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード徹底解説|メリット・デメリット・評判まで完全網羅!

2位:三井住友カード ビジネスオーナーズ|付帯サービス充実&ポイントで経費削減

項目内容
年会費5,500円(税込)※年間100万円以上利用で翌年以降永年無料
ポイント還元率0.5%
利用限度額~500万円程度
発行スピード約1週間
申込条件満18歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • 実質年会費無料で利用可能な高コスパカードです。通常年会費5,500円ですが、年間利用100万円以上で翌年以降ずっと無料になるため、事業経費の支払いが一定額見込めるなら維持コストはゼロになります。にもかかわらずポイント還元率は0.5%と安定しており、経費支出で着実にポイントを貯めて会社のコスト削減に役立てられます。
  • 信頼と実績のある三井住友カード発行だけあって付帯サービスが充実しています。例えば国内主要空港ラウンジの無料利用やショッピング保険・旅行傷害保険が付帯しており、中小企業向けカードながらゴールドカード級の優待が受けられます。ポイントの使い道も多彩で、景品交換はもちろん他社ポイントやマイルにも移行可能です。
  • 追加カード年会費も無料(最大18枚まで)で発行できます。社員に法人カードを持たせて経費決済を一元化しやすく、小規模事業の経費管理を大幅に効率化できるでしょう。
向いている事業者
  • 創業間もないスタートアップ企業やフリーランスで、「信頼できるブランドの法人カードを年会費負担なく持ちたい」という方に最適です。初年度から条件達成で年会費が実質無料になるため、事業規模が小さくても安心して導入できます。
  • 社員数の少ない小規模企業にも向いています。追加カードを多数・無料で発行できるため、代表者以外の社員にも個別のカードを持たせて経費を集約管理しやすいです。

3位:セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード|年会費永久無料でコスパ最強

項目内容
年会費永年無料
ポイント還元率0.5%(一部加盟店では1.0%)
利用可能枠非公開(目安~500万円)
発行スピード最短3営業日
申込条件満18歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • 年会費が永久無料の法人カードで、維持コストを一切かけずに持つことができます。社員用の追加カードも最大9枚まで無料発行可能なため、少人数の会社なら代表と社員数名分を全て年会費ゼロでまかなえます。
  • ポイント還元率は基本0.5%ですが、このカード特有のメリットとして特定の加盟店でポイント2倍(実質1.0%還元)になる優待があります。例えばAmazon Web ServicesやMicrosoftなど事業利用の多いサービスの支払いではポイントが通常の2倍貯まるため、日々の経費をよりお得にできます。
  • ETCカードも年会費・発行手数料無料で複数枚発行でき、社用車の高速料金管理にも追加コストゼロで活用可能です。また海外旅行傷害保険など最低限の補償も付帯しており、無料カードながらビジネスに必要な基本サービスはしっかり備えています。
向いている事業者
  • 「とにかく維持費をかけず法人カードを持ちたい」という中小企業・個人事業主に最適です。初年度だけでなく永年無料なので、カード維持費を一切かけたくない場合に有力な選択肢となります。
  • 社員数が少ない企業の初めての法人カード導入にも向いています。追加カードを複数枚無料で発行できるため、代表者と数名の社員用カードをこの1枚でカバー可能です。

4位:JCB CARD Biz|最短5分発行!スピード重視の法人カード

項目内容
年会費初年度無料、翌年以降1,375円(税込)
ポイント還元率1.0%
利用限度額~500万円
発行スピード最短5分(オンライン即時発行)
申込条件満18歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • 発行スピード最速クラスの法人カードです。オンライン申込み後、最短5分でカード番号が即時発行されるため(カードレス発行)、急な出張やオンライン決済ですぐにカードが必要な場合に非常に重宝します。プラスチックのカードも後日郵送されるので実物も入手可能です。
  • 年会費は初年度無料、2年目以降も1,375円と格安で、実質ほぼノーコストで導入できます。ポイント還元率も1.0%と高めで、日常の事業経費で個人カード並みにポイントが貯まります。経費支払いで効率よくポイントを貯めたいフリーランスや小規模事業者に嬉しい仕様です。
  • JCBブランドの信頼性も魅力です。日本国内で加盟店が多く使いやすいだけでなく、JCBのビジネス向け優待サービス(経費精算ソフト優待、会計ソフト連携サービス等)も利用できます。追加カードの発行はできませんが、その分申し込み手続きもシンプルで、決算書不要・本人確認書類のみで申し込めるケースもあり導入ハードルが低いです。
向いている事業者
  • 「急いで法人カードを用意したい」個人事業主や小規模企業の経営者に特に向いています。申し込みから即発行されるため、突発的な出張手配やオンラインサービスの支払いにもすぐ対応できます。
  • ランニングコストを極力抑えたい事業者にも適しています。年会費が非常に安くポイントも高還元なので、コスト負担を気にせず利用できます。

JCBの安心感や国内での使いやすさを重視する方にもおすすめです。国内メインのビジネスなら加盟店が多いJCBは心強い存在でしょう。

付帯保険など豪華なサービスよりも「手軽さ・スピード重視」のカードなので、まずは事業用カードを手軽に1枚作りたいというニーズにマッチします。

5位:オリコ EX Gold for Biz|ゴールド級サービスを低価格で享受

項目内容
年会費初年度無料、翌年以降3,300円(税込)
ポイント還元率0.6%(※年間利用額に応じ最大1.1%)
利用限度額10万円~300万円
発行スピード約2~3週間
申込条件法人代表者または個人事業主(EX Gold “M”〈法人〉/ “S”〈個人事業主〉を選択)
おすすめポイント
  • 年会費3,300円でゴールドカード級の特典が受けられる、コストパフォーマンス抜群の法人カードです。全国主要空港ラウンジ無料や国内・海外旅行傷害保険の付帯など、年会費以上に充実したサービス内容が魅力です。
  • 前年度利用額に応じてポイント**還元率が最大1.1%**までアップします(通常0.6%、年間200万円以上利用で+20%ボーナス)。事業経費が多い企業ほどポイントが貯まりやすく、経費支出に対するリワードを最大化できます。
  • 国際ブランドはVisaまたはMastercardから選択可能で、これらブランドが提供するビジネス優待サービス(Visaビジネスオファー、Mastercardビジネスアシスト等)も利用できます。追加カードは法人向け(M)の場合3枚まで年会費無料で発行可能なので、社員用カードを数枚発行して経費管理に役立てることもできます。
向いている事業者
  • 「ゴールドカード並みのサービスを安価に使いたい」という中小企業経営者にうってつけです。出張や接待がある程度発生するビジネスで、空港ラウンジや旅行保険などの特典を受けつつ固定費を抑えたい方に適しています。
  • 年間利用額が大きめの企業にもおすすめです。たくさん使うほどポイント還元率が上がるため、事業経費が嵩む場合でも効率よくポイントを獲得できます。貯めたポイントは商品券や他社ポイントに交換でき、会社の経費削減に貢献するでしょう。
  • Visa/Mastercardブランドの加盟店で広く使えるカードが欲しい方にも良い選択です。世界的に使える2大ブランドから選べるので海外出張や海外通販にも対応しやすく、ビジネスの幅を広げても安心です。

6位:楽天ビジネスカード|楽天ポイント高還元&楽天経済圏に最適

項目内容
年会費2,200円(税込)
ポイント還元率1.0%(楽天ポイント)
利用限度額非公開(一般的に~300万円程度)
発行スピード約2週間
申込条件法人代表者・個人事業主(満20歳以上)※楽天プレミアムカード会員であること
おすすめポイント
  • 楽天経済圏を活用する事業者に魅力的な法人カードです。通常のポイント還元率は1%(100円につき1ポイント)と高水準ですが、個人向けの楽天プレミアムカード(年会費11,000円)とセットで保有することで楽天市場でのポイント倍率が+1倍上乗せされます。プレミアムカード自体の特典で楽天市場ポイント+4倍が常時付与されるため、両カード併用で楽天市場利用時はポイント最大5倍もの高還元を実現できます。
  • 年会費2,200円と安価ながら、親カードである楽天プレミアムカードの特典(国内空港ラウンジ&プライオリティ・パス、手荷物宅配サービスなど)をビジネス用途でも引き続き利用可能です。出張で空港を利用する機会が多い場合や、旅行傷害保険なども含めプレミアムカードのサービスを仕事でも活用できるのは大きなメリットです。
  • ETCカードを複数枚発行可能(1枚目無料、2枚目以降は年550円)なので、営業車や社用車が複数あってもそれぞれにETCカードを持たせられます。経費の支払いに対して貯まった楽天ポイントは、楽天カード利用代金への充当や楽天ペイの支払いに1ポイント=1円で使えるため、実質的に現金同様に経費に再投下できる点も魅力です。
向いている事業者
  • 楽天市場や楽天トラベルを日常的に利用する個人事業主・小規模企業に向いています。仕入れや備品購入を楽天市場で行っている場合、楽天ビジネスカード+楽天プレミアムカードの組み合わせで大量の楽天ポイントを獲得でき、経費削減に直結します。
  • 既に楽天プレミアムカードを個人で持っている事業主が、事業決済用にカードを分けたい場合にもおすすめです。ビジネスカードの利用分もポイントが貯まり、個人のカードと合わせて効率よくポイント管理ができます。
  • ただし本カード単独では申し込めず、個人口座決済となるため法人名義の経費決済を完全に切り離したい中小企業には不向きです(このカードはあくまで「個人カード+追加の事業用カード」という位置づけ)。主に個人事業主や小規模な会社向けのカードと言えるでしょう。

7位:アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード|ポイントもステータスも手に入る一枚

項目内容
年会費13,200円(税込)
ポイント還元率0.3%~1.0%
利用可能枠一律の上限なし(非公開)
発行スピード約2~3週間
申込条件満18歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • アメックスならではのステータス性と実用性を兼ね備えた法人カードです。年会費は13,200円と手が届きやすい水準ながら、アメリカン・エキスプレスのブランド力と充実したサービスを体験できます。例えば国内主要空港ラウンジが同伴者1名まで無料、海外旅行傷害保険も付帯するなど、ビジネスで十分役立つ特典が揃っています。
  • ポイントプログラムの使い勝手が良い点も魅力です。メンバーシップ・リワードのポイントは有効期限が無期限で、自分のペースで好きなだけ貯められます。貯めたポイントは提携航空会社のマイルやホテルグループのポイントに移行可能で、交換レートによっては1ポイントあたりの価値が高くなり経費節減に繋がります(例:提携航空マイルに移行すると最大約0.8~1.0%相当)。
  • 追加カードの発行枚数が柔軟なのも特徴です。社員向けに複数枚発行できるため、経費支払いを社員ごとに分けつつ請求は一本化できます(※追加カード年会費:1枚6,600円)。手厚いアメックスのカスタマーサービスも受けられ、万一のトラブル時のサポートや緊急再発行対応など安心感があります。
向いている事業者
  • 「ポイントもステータスも重視したい」という事業者に向いています。日々の経費でポイントを貯めつつ、アメックスブランドの信用とサービスを得られるため、一石二鳥です。
  • 初めてアメックスの法人カードを持つ方にもおすすめです。ゴールドより年会費が低く設定されているため、中小企業オーナーやフリーランスでも比較的導入しやすく、まずはグリーンでアメックスのサービスを体験して必要に応じゴールド以上にステップアップする、といった使い方もできます。
  • マイルや提携ポイントへの交換を積極的に活用する方にも最適です。ビジネス・グリーンで貯めたポイントを航空券やホテル代に充当すれば、出張費の節約にもつながります。国内外問わず出張の機会がある事業者や、取引先への信頼感を重視する方にふさわしい1枚でしょう。

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こちらの記事ではアメックスビジネス・グリーン・カードについて詳しく解説しています。

【2025年最新版】アメリカン・エキスプレス ビジネス・グリーンカード徹底解剖~スペックと選び方のポイント

8位:セゾン プラチナ・ビジネス・カード|JALマイルに強い!低年会費のプラチナ

項目内容
年会費22,000円(税込)※初年度無料
ポイント還元率0.5%(最大1.125%)
利用可能枠~1,000万円(利用実績により決定)
発行スピード最短3営業日
申込条件満18歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • プラチナカードの中でもトップクラスの優待を誇る一枚です。年会費は22,000円と比較的安価ですが、初年度は無料で利用できます。特にJALマイルを貯めたい法人に魅力的で、別途有料オプション(年5,500円)に加入すればJALマイル還元率が最大1.125%(200円につき1.125マイル)と飛躍的に向上します。日常の経費で効率よくマイルを貯め、社員の出張費節約に役立てることが可能です。
  • プラチナカードらしく付帯サービスも非常に充実しています。例えば世界中の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」やコンシェルジュサービス、旅行傷害保険(海外・国内ともに最高水準の補償額)など、ビジネス旅行や接待に役立つ特典が揃っています。国際ブランドは提携のAmerican Expressとなり、ステータス性も兼備しています。
  • 追加カードも発行可能(1枚3,300円)で、目安として4枚程度まで社員用に用意できます。中堅規模の企業で役員や従業員にプラチナカードを持たせたい場合にも対応しやすいです。高額な支払いにも余裕で対応できる利用枠(上限目安1,000万円)を持ち、接待交際費や設備投資など多額の経費決済にも心強いでしょう。
向いている事業者
  • JALマイルを積極的に貯めている企業に最適です。社員の出張がJAL利用中心であれば、カード利用で効率よくマイルを獲得し、航空券代の節約に繋げられます。
  • プラチナカードのサービスを低コストで受けたい中小企業経営者にも向いています。他社プラチナが年会費3~5万円台であるのに対し、本カードは2万円台と業界最安水準でありながら、旅行・ダイニング・コンシェルジュなど豪華な特典を享受できます。
  • 接待や海外出張がそれなりにある中堅企業の経営者にもおすすめです。ビジネスシーンでプラチナカードを持つことで信頼性が高まり、いざという時のサービスも万全。企業規模に応じて社員向けに数枚プラチナカードを持たせたい場合にも、比較的導入しやすいでしょう。

9位:ライフカード ビジネスライトプラス|完全無料で持てる法人カード

項目内容
年会費永年無料
ポイント還元率0.5%
利用限度額~500万円
発行スピード最短3営業日
申込条件法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • 年会費も追加カードも完全無料で利用できる、コスト重視の法人カードです。代表者用カードに加え、社員向け追加カードを3枚まで無料発行できるため、代表+社員3名の計4枚を年会費ゼロで持つことができます。
  • ポイント還元率は0.5%と標準的ですが、無料でポイントが付与されるカードとしては貴重です。貯まった「ライフサンクスポイント」は商品券や他社ポイントに交換可能で、経費支出に対するちょっとしたリターンが得られます。
  • 国際ブランドをVisa/Mastercard/JCBから選択可能で、自社の利用環境に合わせて最適なブランドを選べます。付帯保険や特別な優待はほとんどありませんが、Web明細や利用限度額管理など基本的な機能は一通り備わっており、法人カード入門編としてシンプルで使いやすい1枚です。
向いている事業者
  • 「年会費無料の法人カードが欲しいがポイントも少しは欲しい」という個人事業主・小規模企業に向いています。事業用クレジットカードに維持費をかけたくない場合でも、このカードなら完全無料で運用でき安心です。
  • 社員数がごく少ない企業にも最適です。代表者のほか数名にカードを持たせれば十分という場合に、無料追加カード3枚まで活用できます。経費精算を複数人で手軽に始めたいときに役立つでしょう。
  • 初めて法人カードを作る創業間もない事業者にもおすすめです。コストゼロで導入できるためハードルが低く、「まず1枚作って事業用のクレヒスを積み上げたい」という場合にも適しています。シンプルな機能で扱いやすいため、法人カードデビューにぴったりです。

10位:UCプラチナカード|業界最安水準の年会費で持てるプラチナ

引用元:UCプラチナカード
項目内容
年会費16,500円(税込)※初年度無料
ポイント還元率1.0%(UCポイント)
利用限度額非公開(推定~300万円程度)
発行スピード最短5営業日
申込条件法人代表者・個人事業主(学生・未成年不可)
おすすめポイント
  • プラチナカードながら年会費16,500円という安さが最大の魅力です。他社の法人プラチナカードは年会費3~5万円台が一般的な中、UCプラチナは業界でも最安水準の価格設定となっています。
  • 年会費は低廉ですが、プラチナカードらしい充実した特典はしっかり付帯します。例えば国内主要空港ラウンジ無料サービス、手厚い旅行傷害保険(海外・国内ともに補償あり)、ホテルやレストランの優待サービス、プラチナ会員専用デスクの利用など、ステータスカードに相応しいサービスを利用できます。
  • 国際ブランドはVisaのみですが、そのぶん世界中の加盟店で利用可能で汎用性が高いです。追加カードも年会費3,300円/枚で発行可能で明確な上限はなく、必要な人数分だけ社員用プラチナカードを用意できます。大企業ほどではないが役職者にそれなりのステータスカードを持たせたい、といった中小企業のニーズにも応えられるでしょう。
向いている事業者
  • プラチナカードのサービスを受けたいがコストは抑えたい経営者に向いています。他のプラチナより格安でありながら、空港ラウンジや保険など必要十分な特典が得られるため、コスパ重視のプラチナとして優秀です。
  • 海外出張や海外取引がある企業にもおすすめです。Visaブランドで世界的に利用しやすいため、海外でも困りにくく、英語対応のコンシェルジュや海外優待も利用できます。
  • 中小規模の法人で、社長や役員用に数枚プラチナカードを持ちたい場合にも適しています。追加カードの制限が実質なく必要な分だけ発行できるため、会社としてガバナンス強化のために社員にプラチナカードを持たせるケースにも対応可能です。低コストで社員の士気向上や取引先からの信用アップを図りたい企業にぴったりでしょう。

年会費最安値のプラチナカード!

こちらの記事ではUCプラチナカードについて詳しく解説しています。

【2025年最新版】UCプラチナカード徹底解説~メリット・審査基準と選び方のポイント

11位:GMOあおぞらネット銀行 ビジネスデビットカード|口座直結&高還元のデビットカード

引用元:GMOあおぞらネット銀行ビジネスデビットカード
項目内容
年会費永年無料
ポイント還元率最大1.5%(キャッシュバック)
利用限度額利用口座の残高まで
発行スピード法人口座開設後、最短即日発行
申込条件法人代表者・個人事業主(GMOあおぞらネット銀行の口座開設が必要)
おすすめポイント
  • クレジットではなくVisaデビットカードですが、法人・個人事業主向けに発行できるユニークなカードです。利用と同時に事前登録の銀行口座から即時引き落としされるため、使いすぎの心配がない健全な資金管理が可能です。つい限度額いっぱいまで使ってしまう心配がある場合でも、デビットなら口座残高の範囲内でしか決済できないため安心感があります。
  • 年会費無料&最大1.5%という高いキャッシュバック率も大きな魅力です。月間利用額や預金残高に応じてキャッシュバック率が0.6%から最大1.5%まで変動しますが、条件次第では多くのクレジットカードより高還元になります。しかも銀行の法人口座と一体化して利用明細を管理でき、経理処理もシンプルです。

銀行サービスとの相乗効果も見逃せません。GMOあおぞらネット銀行自体が他行宛振込手数料の優遇や好金利の預金サービスを提供しており、本カードと組み合わせることでトータルのコスト削減が期待できます。振込もカード決済も有利なネット銀行を活用し、金融面から事業をサポートできます。

向いている事業者
  • 「クレジットカードは使い過ぎが怖い」「信用枠なしで事業用カードを持ちたい」という事業者に向いています。審査らしい審査は銀行口座開設時のみで、以降は信用供与なしに使えるため、新設法人や過去に信用情報で苦労した方でも導入しやすいでしょう。
  • 会社として借入や与信枠を増やしたくないケースや、社員に持たせるカードの利用上限を厳格に管理したい場合にも適しています。社員それぞれに個別のデビットカードを持たせ、必要な経費だけ口座に振り込んでおけば、その範囲内でしか使えないため不正利用や超過利用のリスクを低減できます。

高還元の経費決済手段を求める事業者にもぴったりです。日々の小口経費から税金支払いまで、このデビットカード経由で支払えば確実にキャッシュバックが得られます。クレジットカードの審査ハードルがネックの場合の代替や、用途限定の経費カードとして十分に役立つでしょう。

最大1.5%の高還元率

12位:アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カード|最高級の特典とサービスを堪能

項目内容
年会費143,000円(税込)
ポイント還元率0.3%~1.0%
利用可能枠一律の上限なし
発行スピード約2~3週間
申込条件満20歳以上の法人代表者・個人事業主
おすすめポイント
  • アメックスが提供する最高位のビジネスカードで、他の追随を許さない充実した特典とサービスを備えています。世界140カ国以上の空港ラウンジを無料利用できる「プライオリティ・パス(同伴者も可)」、ホテル上級会員資格の提供、24時間対応のコンシェルジュサービスなど、プラチナカードならではのVIP待遇が受けられます。
  • ビジネス・ゴールド同様に利用枠に一律の上限がなく、事業拡大に伴う大口の支払いにも柔軟に対応できます。旅行傷害保険やショッピング保険の補償額もビジネスカード最高クラスで、海外出張や高額商品の購入でも万全の安心感があります。
  • 追加カードも豊富に発行可能です。特にプラチナ会員は従業員向けに数枚の無料招待カード(ゴールドカード相当)を発行できる特典があり、社員にも一定の特典を享受させることができます。社用車用のETCカードも複数枚発行無料で、経費管理の利便性も抜かりありません。
向いている事業者
  • 海外出張やVIP接待が頻繁にある企業の経営者に最適です。世界中の空港ラウンジや一流ホテルでの優待を存分に活用でき、移動や滞在のストレスを軽減できます。コンシェルジュによる各種手配サービスもあるため、多忙な経営者の強い味方となるでしょう。
  • カードの年会費より受けられるメリットを重視する方にも向いています。年14万円以上のコストはかかりますが、それを上回る価値を引き出せる使い方(例えば高額出張費の節約や高級ホテル特典の活用など)をする事業者であれば、十分に元が取れるカードです。
  • 会社の信用力アピールやステータス向上を図りたい場合にも有効です。取引先との会食や商談の場でプラチナカードで支払う場面は、会社の信頼やイメージアップに繋がります。費用対効果をシビアに考えつつ、ビジネスを加速させる切り札として検討したい最上級カードです。

アメックスが提供する最強の法人カード

こちらの記事ではアメックスビジネス・グリーン・カードについて詳しく解説しています。

【2025年最新版】アメリカン・エキスプレス ビジネス・プラチナカード徹底解説~選び方のヒントと真実

法人カードに関するよくある疑問Q&A

Q1. 個人事業主でも法人カードを作成できますか?

A. はい、個人事業主の方でも法人カードを作成可能です。

多くのカード会社では法人だけでなく、事業所得がある個人事業主やフリーランスも法人カード(ビジネスカード)の申し込み対象としています。実際、本記事で紹介したカードのほとんどが「法人代表者または個人事業主」が申込条件となっています。個人事業主の場合、商業登記は不要ですが開業届の写しや確定申告書など事業の実態を示す書類の提出を求められることがあります。基本的に代表者個人の信用情報や事業内容をもとに判断され、問題なければ会社を設立していなくても事業用途のクレジットカードを持つことができます。

ただしカードによっては法人(会社)形態の事業のみ対象で、個人事業主は申し込めないものも一部存在します。必ず事前に公式案内で申込資格を確認しましょう。個人事業主が法人カードを持つメリットは、事業経費とプライベート支出をカード明細で明確に分けられる点や、事業規模に応じたポイント還元・サービスを受けられる点にあります。ビジネスの信用力アップにも繋がるため、事業用クレジットカードの導入はぜひ検討してみてください。

Q2. 法人カードは経費精算に本当に便利なのでしょうか?

A. はい、法人カードを導入すると経費精算業務が格段に効率化されます。

法人カードで支払った取引は、毎月の利用明細書やWeb明細に一覧で記録されるため、領収書を1枚1枚集計する手間が減ります。例えば社員の出張費や接待費を法人カード払いにすれば、経理担当者はカード明細を見て経費計上でき、立替精算の処理回数を減らせます。カード会社によっては利用明細データをCSVでダウンロードでき、会計ソフトに取り込んで自動仕訳することも可能です。手入力ミスを防ぎつつスピーディーに帳簿付けが行えるでしょう。

また事業用支出と私的支出の分離にも役立ちます。事業用の支払いは法人カード、プライベートな支払いは個人カードと使い分ければお金の流れが明確になり、税務申告や会計処理も簡潔です。法人カードの利用明細そのものが経費精算書類として活用できるため、領収書の紛失防止や現金出納の透明性向上にもつながります。さらにポイント還元やキャッシュバックがあるカードなら、経費支出に対してリワードが戻ってくるため会社として経費削減効果も期待できます。以上のように、法人カードは経理業務の効率化とコスト管理に非常に便利なツールと言えます。

Q3. 法人カードで貯まったポイントやマイルは誰のものになりますか?

A. 基本的には法人カードのポイントやマイルは、そのカード契約者(支払い責任者)のものとして扱われます。

カード名義人が法人名義であっても、契約上は代表者個人に紐づく場合が多く、その場合ポイント類は代表者が管理・利用できます。中小企業では貯まったポイントやマイルを経営者自身が出張時に使ったり、社員旅行の費用に充当したりと自由に活用しているケースが一般的です。法律上、法人カードで得たポイントの扱いに明確な規定はありませんが、企業としては社内規程でポイントの取り扱いルールを定めておくことが望ましいでしょう

例えば「ポイントは全て会社の物とし、換金して福利厚生費に充てる」「マイルは出張した社員個人のマイル口座に積算する」などルールを決めておけばトラブルになりません。なお、法人カードでも個人事業主の場合は事業と個人が同一なのでポイントやマイルは全て事業主本人のものとして問題ありません。まとめると、法人カードで得たポイント・マイル類は契約者が自由に使えるものの、会社としてはその利用目的を明確化しておくことが重要と言えます。

Q4. 社員に法人カードの追加カードを持たせることはできますか?何枚まで発行可能ですか?

A. 多くの法人カードで社員向けに追加カード(使用者カード)を発行可能です。

追加カードを発行すれば、社員それぞれが会社名義のカードで経費支出でき、支払いはすべて基本カード(代表者カード)に集約されます。発行可能枚数はカードによって異なりますが、少ないもので3枚、多いものでは制限なく発行可能なケースもあります。例えば三井住友カード ビジネスオーナーズは最大18枚まで年会費無料で追加発行できます。セゾン系やライフカードは無料追加発行枚数が3~9枚程度、UCプラチナは有料ですが上限なく発行可能です。アメックス ビジネス・ゴールドは付帯特典なしの追加カードなら最大99枚まで無料発行できます。このように企業規模や利用ニーズに応じて柔軟にカードを用意できるのが法人カードの利点です。

追加カードの利用分も全て基本カード会員(会社または代表者)に一括請求されるため、経理担当者は各人の利用明細をまとめて管理できます。またカードによっては追加カードごとに利用限度額を個別設定できるものもあり、社員の役職や部署に応じて利用枠をコントロールすることも可能です。追加カード発行には所定の申込手続きが必要ですが、発行手数料は無料の場合がほとんどです。年会費についてはカードにより追加カードも無料のものと1枚ごと年会費がかかるものがあります(プラチナカード系は追加カードにも年会費が設定されていることが多いので注意)。いずれにせよ、社員に法人カードを持たせることで経費精算の効率化やガバナンス強化に役立ちます。必要枚数に応じて追加カード発行を積極的に活用しましょう。

まとめ

以上、中小企業・個人事業主におすすめの法人カード12選をランキング形式でご紹介しました。法人カードには年会費無料でコスパに優れたものから、プラチナ級のサービスでビジネスを強力に支援してくれるものまで様々な種類があります。

大切なのは自社の利用シーンを想定し、「経費管理に役立つか」「コストに見合うメリットがあるか」という観点で選ぶことです。例えば、経費が少額であれば年会費無料カードで十分かもしれませんし、出張が多いなら旅行特典が豊富なカードが役立つでしょう。ぜひ本記事を参考に、自社にベストマッチする一枚を見つけてください。適切な法人カードを活用して、経費管理の効率化と事業成長に役立てていきましょう。