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行政書士 行政書士法人リージョナル
新城 裕史
しんじょう ひろし
中央大学法学部卒業 千葉大学法科大学院卒業後、訪問販売事業に従事し、営業を担当。 その後、携帯電話の販売促進プロモーションに従事し、店舗の稼働率や売上向上に貢献。人との出会いの素晴らしさを痛感し、もっと多くの人を支援したいと行政書士の資格を取得。行政書士事務所を開設し、経済産業省系の補助金手続き支援、事業計画書作成支援、資金調達支援を行う。前職で培ったマーケティング思考を生かして、経営コンサルティングの実務も可能。ヒアリングを得意とし、お客様のざっくりとした事業計画をストーリー立てて組み立てることができる。補助金の採択率は90%以上。2023年に法人化。
営業経験で培われたスキルを武器に行政書士事務所を開業
経済産業省の認定支援機関でありながら、行政書士法人であるところが強みの会社です。主なサービスとしては、資金調達の支援とそれに関連する手続きのサポートを提供しています。組織体制としては、今現在、私含めて7名の組織体制でやっている会社です。
なんとなくです。 たまたまですというのが正直なところではあります。その背景としては、私は28歳まで、弁護士を目指していました。28歳の時に8年間勉強してきて諦めがついたので、元々営業が好きだったこともあり、とにかく手当たり次第、自分にご縁がある商材を営業することをやっておりました。
正直、そういった営業で何の実績もない僕に来るような営業案件というのは、 ある意味誰でも手を挙げればできるような仕事内容だったんですね。そこに徐々に物足りなさを感じてきて。自分のスキルや経験を生かした形で、接点を持った人を喜ばしてあげれるようなことが何かできないかと。
もっと広い表現でいうと、市場価値を高めるような。自分自身の市場価値と、サービスの市場価値が 高められるようなものをしていきたいなと。
僕がつくる組織だからこそできるようなサービスっていうところに興味が湧いてきて。今まで8年間勉強してきたスキルを分かりやすい形に変えようっていうところで、その8年間の経験をスキルに変えやすかったのが、行政書士の資格であったというところです。それを一言で言うと、なんとなくたまたまというお答えになります。
紆余曲折の8年間を経て、辿り着いたんですね。
WinWinの関係を築く補助金申請サポート
まず、投資金額が1000万円を超えるような補助金や資金調達に関わるサービスです。具体的には、事業計画書の策定を行っています。事業計画書が読み手にとって分かりやすく伝わるよう、コンサルティングアドバイスを提供しています。
また、場合によってはお客様の事業構想を文章化するサポートも行っています。このサービスが私たちのメインであり、力を入れている領域です。
また、今後力を入れていきたいサービスとしては資金調達、特に補助金です。補助金は国の税金を財源に事業者の投資活動を支援するものなので、手続きが複雑で細かいため専門的なサポートが必要です。
私たちのスタッフはその手続きに精通しており、手続き面だけでもしっかりとサポートしています。今後もお客様の事業成功に貢献していきたいと考えています。
冒頭にもお伝えした通り、経済産業省の認定支援機関でありながら、行政書士法人であるという点が当法人の強みです。
経済産業省が「財務支援、経営支援、補助金支援の計画支援が一定レベルに達している」と判断した組織や個人に対して、「認定支援機関」としての資格を発行しています。その認定支援機関として認められた事務所であることが、私たちの強みの一つです。
行政書士という市場の中で、「認定支援機関」を取得している方は極めて少なく、恐らく0.7%程度しかいないと言われています。加えて行政書士ではなく「行政書士法人」として登録できる事務所は、0.03%となっています。
狭き門なのですね。
行政書士法人の役割については、行政書士が行政と中小企業、国民の架け橋であると言われており、行政の複雑な手続きを支援できる資格を組織で活用しているのが行政書士法人です。
私は長年営業を担当してきた経験もあり、どこまで行ってもサービス業だという自覚があります。顧客満足度を重視しています。サービス営業の視点から、お客様の期待を超えられるよう努めています。
お客様が本業で忙しい中で資金調達を行っていることを理解していますので、そのバックアップをしっかりと行い、お客様の目指す目的に向けて全力でサポートします。士業っぽい雰囲気ではなく、お客様に寄り添ったサポートを心がけています。
一般的に、スタッフに求めるものは、ホテルマンやコンシェルジュのような気配りです。資料の提供などで堅苦しさを感じる方もいますが、そうした雰囲気ではなく、お客様に快適な環境を提供したいと考えています。
ホテルマンって分かりやすくていいですね。
従業員が50人以下の中小規模の企業が多いです。売り上げ規模は3000万円から80億円ほどまで幅広く、規模の大小にかかわらず、幅広い業種のお客様がいます。
業種としては、建設業や飲食業が以前から多かったですが、最近では一般の店舗系や美容院、エステ、飲食店、医療関連のお客様(医師や歯科医など)が増えています。特定の業種が多いかどうかはタイミングによって異なり、変動があります。
お客様とのやり取りにおいて心がけていることは、WinWinの関係を築くことです。つまり、お互いに利益を得ることができる関係を目指しています。私たちが利益を得ることも重要ですが、相手にとっても本質的な意味で僕らのサービスを受けるメリットがあるかどうかを確認するために、十分なヒアリングや深掘りを行っています。
その上で、お客様との関係が本当に双方にとって有益であるかどうかを考えます。僕たちと取り組んでもお客様にメリットが作れないのであれば、取り組むメリットがないことを正直にお話することを意識してます。
補助金の支援をしている際、お客様が補助金の採択を受け、その後の手続きを丁寧に行った結果、国からの入金が行われた瞬間です。その瞬間は本当に嬉しいですね。
僕も組織を持ってみて分かることは、 「本当にお金って大事だな」って思うので。お金の有無が事業の進行に大きな影響を与えることがあるので、補助金があるかないかで成功確率が大きく異なることを痛感します。
そのため、お客様の事業を支援し、成功に導くことができた瞬間は非常に嬉しいです。
また、既存のお客様や僕を紹介してくれた方からのさらなる紹介や口コミも嬉しいエピソードです。お客様が満足しているから口コミや紹介が広がっていることは自身のサービスに対する信頼の証だと思いますので。自身のサービスが評価され、さらなる機会を頂けることは大変喜ばしいことです。
素敵ですね。
行政書士が経営者の準右腕であってほしい
経営者の方やこれから起業していく方にとって、何か新しいチャレンジや事業展開を考える際に、日本国内での手続きや許可に関する相談が必要になります。「これって許可なしで進めていいんだっけ?」とかですね。そういった手続きに関しての相談役としては行政書士は適した存在だと思います。
やっぱり経営者は本業に一番力を集中するべきだと思うんですね。手続きや事務作業に時間が割かれてしまうと、売上を上げるところに集中するべき時間を確保できないので。大げさですけど、行政書士が経営者の準右腕であってほしいなと思っています。
また、僕がどういう存在でありたいかというと、会社に属している経営者や従業員の方々が、「僕がいたからちょっとでも幸福度が増した」と思われる存在になることです。お金や数値化される成果だけでなく、関わる方の幸福度や充実感を高めることに寄与したいと考えています。
休日は、基本的に1歳と3歳半の子供たちと一緒に過ごしてリフレッシュしています。最近では、秩父の羊山公園へ芝桜を見に行きました。
行政書士法人でありながら、経営支援や事業計画書作成に強みのある会社なので、事業計画のサポートをさらに充実させてサービス提供をしていきたいなと思っています。
そして、この先、特に売り上げを伸ばしたいとか、利益を上げたいという目標は現時点ではありませんが、関わるスタッフがやりがいをもてて、お客様にも「行政書士法人リージョナルは本当に人に紹介しやすいよね」という風に思ってもらえるような関係性を築いていきたいと考えています。
そして、組織として成長し、経営層、スタッフ、事務スタッフなどが連携して効果的に業務を行い、お客様に価値を提供できるチームに成長していきたいと考えています。
動機が消極的な理由だと起業は上手くいかない。
まずは、一度立ち止まって、起業することが本当に幸せなのか、改めて考えてみることが大切です。「今の会社が嫌だから」とか「転職活動がうまくいかなくて独立する道しかない」など。
独立の動機が消極的なものである場合、思い描いていた理想の起業像と現実のギャップに苦しむこともあります。かえって自分の幸福感を下げてしまうケースも確率としてはあると思います。
そんな時に「起業でしか成し得ないことがある」とか。そんなに大げさでなくてもいいと思いますが、「雇われてサラリーマンやっていくよりかは起業する生き方の方が自分にとっては幸せだよな」など。いろんな要素を比較して見るといいと思います。
僕はどうだったかと言いますと、僕は誰かに指示されて仕事をするよりは精神的な負担が少ない方だったので、「自分の一存で決めたことによって、お客様や従業員の幸せが決まってくる」起業する生き方が合っているなと思っています。
特に誰かに指示されて仕事をすることが嫌じゃない人は、「やっぱり固定給で安定したお金をもらえるのは大きい」のでそれは素晴らしいことだと思います。
他方で、「自分の実力で自分の給料も決めていけるし、従業員の給料も決めていけるし、 お客さんに対する根付けも決めていける」ところが、固定給的な安心感よりも「自分にとってはそちらの方が精神的に楽だ」と思える人であれば、起業して頑張ってみるのはありだと思います。
とにかく理想の起業像は高く持ちすぎない方がいいと思います。僕もやってみて思うのは「ギリ起業の方が勝ってるな(笑)」ぐらいなのが正直な気持ちです。「起業っていいぜ。みんな起業しようぜ」ってことではないと思います。
慎重に考えた方がいいですね。本日はありがとうございました!