ビジネスローンの独自審査の基準って?おすすめのビジネスローン10選!

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ビジネスローンは、法人経営者や個人事業主が資金調達に利用できる融資商品です。

「即日融資」に対応する金融機関もあり、特に中小企業には頼りになる存在です。

銀行のプロパー融資に比べ審査基準は緩いものの、賃貸業法に基づいた適正な審査が行われ、財務状況次第で借入が難しい場合もあります。

本記事では、独自の審査基準に基づき、比較的通りやすいおすすめのノンバンク系ビジネスローン10選を紹介します。

ビジネスローンの独自審査とは?

まず、ビジネスローンの独自審査とは何かについて解説します。

「独自審査」とは、金融機関が独自の基準で融資の可否を判断する審査のことを指します。

従来の銀行融資では、決算書などの財務情報が主な審査基準となっていました。

しかし、近年では、決算書だけでは判断できない企業のポテンシャルや事業の将来性に着目した審査を行う金融機関が増えています。

これが「独自審査」 と呼ばれるものです。

従来の銀行融資の審査基準と比較しながら、その特徴を詳しく見ていきましょう。

従来の銀行融資の審査基準

長年、ビジネスローンの主流となってきた銀行融資。

その審査基準は、「企業の財務状況」を重視する傾向にありました。

具体的には、

  • 過去の決算書の売上や利益
  • 自己資本比率
  • 債務償還能力

などを分析し、「貸したお金をきちんと返済できるか?」 という視点で、融資の可否を判断してきたのです。

 青木
青木

一般的に、銀行はノンバンクよりも審査基準が厳格だと言われています。

ノンバンクの独自審査

一方、ノンバンクは、銀行と比べて、審査基準が柔軟であることが特徴です。

特に、創業間もない企業や赤字企業でも、事業計画の内容や経営者の能力・経験を高く評価すれば、融資を実行してくれる場合があります。

これは、ノンバンクは、銀行よりも高い金利を設定できるため、ある程度の貸倒リスクを許容できるからです。

ノンバンクの独自審査では、主に以下の点がチェックされます。

  • 事業の将来性: 新規性、独自性、成長性、社会貢献性など
  • 経営者の熱意・能力: ビジョン、リーダーシップ、実績、問題解決能力など
  • 市場のニーズ: ターゲット顧客の明確化、競合との差別化、マーケティング戦略など
  • 収益化の可能性: ビジネスモデルの妥当性、収益予測の根拠、資金繰り計画など
  • 資金使途の明確化: 融資資金をどのように活用し、事業成長に繋げるのか
 青木
青木

ノンバンクは、これらの項目を総合的に判断し、事業の成功可能性が高いと判断した場合に融資を実行します。

独自審査を行う金融機関の特徴

独自審査を行う金融機関は、主に以下の2つの特徴があります。

  1. スピード審査・柔軟な対応:
    従来の銀行融資よりも審査スピードが早く、柔軟な条件で融資を行ってくれる場合が多いです。
  2. 創業間もない企業や赤字企業にも積極的:
    決算書の数字だけで判断せず、事業の将来性や成長性を重視するため、創業間もない企業や赤字企業でも融資を受けられる可能性があります。

独自審査には、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 審査スピードが速い
  • 決算書が赤字でも融資を受けられる可能性がある
  • 柔軟な条件で融資を受けられる場合がある

デメリット

  • 金利が銀行融資より高くなる場合がある
  • 融資限度額が低い場合がある

銀行系のビジネスローン5選|独自審査を導入する銀行が増加傾向

それでは、独自審査を行う金融機関には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか?

ここでは、銀行とノンバンクに分けて、おすすめの金融機関を10社ご紹介します。

銀行というと、どうしても「審査が厳しそう…」というイメージを持つ方が多いかもしれません。

しかし、近年では、「スタートアップ支援」「中小企業の成長促進」 を目的として、独自審査を導入する銀行が増えてきています。

銀行名商品名おすすめポイント
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイド決算書不要!最短即日審査回答でスピーディーな資金調達を実現
PayPay銀行PayPay銀行ビジネスローンPayPay残高への借入も可能!利便性の高さが魅力
住信SBIネット銀行事業性融資daytaデータ連携でスピーディーな審査!
楽天銀行ビジネスローン楽天ポイントが貯まる!楽天経済圏ユーザーにおすすめ
東京スター銀行スタービジネスカードローン借入・返済が自由にできるカードローンタイプ

GMOあおぞらネット銀行|あんしんワイド

引用元:【GMOあおぞらネット銀行 あんしんワイド】
金融機関GMOあおぞらネット銀行
金利年0.9%〜年14.0%
限度額〜1,000万円
審査スピード最短2営業日
担保・保証人不要
融資対象法人
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドのおすすめポイント

GMOあおぞらネット銀行の「あんしんワイド」は、ネット銀行ならではの低金利と、幅広い資金使途に対応している点が魅力です。

最大1,000万円まで融資を受けられるため、事業規模の拡大や設備投資など、まとまった資金が必要な場合にも対応できます。また、オンラインで申し込みから契約まで完結できるため、忙しい経営者の方でも手軽に利用できます。

GMOあおぞらネット銀行あんしんワイドが向いてる方
  1. 低金利で融資を受けたい方
  2. 幅広い資金使途に対応できるローンを探している方
  3. オンラインで手続きを完結させたい方

オンラインで完結!大手上場企業のGMOグループが運営!

PayPay銀行ビジネスローン

引用元:PayPay銀行ビジネスローン
金融機関PayPay銀行
金利1.8%〜13.8%
限度額10万円〜1,000万円
審査スピード最短翌営業日
担保・保証人原則、代表者の連帯保証が必要
融資対象法人
個人事業主
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
PayPay銀行ビジネスローンのおすすめポイント

PayPay銀行の「PayPay銀行ビジネスローン」は、PayPayとの連携による利便性の高さが魅力です。

PayPay銀行口座を持っていれば、スムーズに申し込みができ、融資も迅速に行われます。

また、PayPay残高への借入も可能なため、急な資金需要にも柔軟に対応できます。

PayPay銀行ビジネスローンが向いてる方
  1. PayPay銀行口座を持っている方
  2. PayPay残高への借入を希望する方
  3. 迅速な融資を希望する方

住信SBIネット銀行「事業性融資dayta」

引用元:住信SBIネット銀行「事業性融資dayta」
金融機関住信SBIネット銀行
金利公式記載なし
※顧客ごとに個別に通知
限度額50万円~3,000万円
審査スピード最短即日
担保・保証人不要
融資対象法人
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
住信SBIネット銀行「事業性融資dayta」のおすすめポイント

住信SBIネット銀行の「事業性融資dayta」は、データ連携によるスピーディーな審査が特徴です。

会計ソフトやオンラインバンクの情報と連携することで、審査に必要な書類を削減し、迅速な審査を実現しています。

住信SBIネット銀行「事業性融資dayta」が向いてる方
  1. 会計ソフトやオンラインバンクを利用している方
  2. 迅速な審査を希望する方
  3. データ連携による利便性を求める方
 青木
青木

「事業性融資dayta」を利用する場合は、住信SBIネット銀行の法人口座開設が必要です。住信SBIネット銀行について下記記事で詳しく開設しています。

住信SBIネット銀行法人口座の評判は? メリット・デメリットを口コミから徹底検証!【2024年最新版】

楽天銀行「ビジネスローン」

引用元:楽天銀行「ビジネスローン」
金融機関楽天銀行
金利楽天銀行所定の利率
限度額100万円〜1億円
審査スピード最短翌営業日
担保・保証人原則、経営者もしくは実質的支配者の保証が必要
融資対象法人
個人事業主
用途運転資金
公式申込ページ公式HP
楽天銀行「ビジネスローン」のおすすめポイント

楽天銀行の「ビジネスローン」は、楽天ポイントが貯まる点がお得です。

融資額に応じて楽天ポイントが付与されるため、楽天経済圏を利用している方にとってメリットが大きいと言えるでしょう。

楽天銀行「ビジネスローン」が向いてる方
  1. 楽天ポイントを貯めている方
  2. 楽天経済圏を利用している方
  3. 低金利で融資を受けたい方

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」

引用元:東京スター銀行「スタービジネスカードローン」
金融機関東京スター銀行
金利4.5%〜14.5%
限度額10万円〜1,000万円
審査スピード最短5日
担保・保証人不要
融資対象法人
個人事業主
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
東京スター銀行「スタービジネスカードローン」のおすすめポイント

東京スター銀行の「スタービジネスカードローン」は、借入・返済が自由にできるカードローンタイプである点が特徴です。

必要な時に必要なだけ資金調達ができ、返済も余裕がある時に随時行うことができます。

東京スター銀行「スタービジネスカードローン」が向いてる方
  1. 必要な時に必要なだけ資金調達したい方
  2. 返済を自由に調整したい方
  3. カードローンタイプのビジネスローンを探している方

ノンバンク系のビジネスローン5選|審査スピードと柔軟性が魅力

ノンバンク系金融機関は、銀行と比べて、審査スピードが速く、柔軟な対応が可能な点が大きなメリットです。

また、担保や保証人を求められない場合も多いので、創業間もない企業や個人事業主の方でも、比較的利用しやすいでしょう。

金融機関名商品名おすすめポイント
AGビジネスサポート事業者向けビジネスローン審査スピードの速さと柔軟な審査基準が魅力!
ファンドワン事業者ローン赤字決算や税金滞納があっても相談可能!
アクト・ウィル信用保証融資信用保証協会付きで、初めて融資を受ける方でも安心!
Carentキャレント スーパーローン創業間もない企業や個人事業主でも利用しやすい!
オージェイ無担保融資最低30万円から最高1億円までローンを組むことが可能

AGビジネスサポート「事業者向けビジネスローン」

引用元:AGビジネスサポート
金融機関AGビジネスサポート
金利年3.1%~18.0%
限度額入会金50万円~1,000万円
審査スピード最短即日
担保・保証人不要
融資対象法人・個人事業主
用途事業資金
公式申込ページ公式HP 
AGビジネスサポート「事業者向けビジネスローン」のおすすめポイント

AGビジネスサポートの「事業者向けビジネスローン」は、審査スピードの速さと柔軟な審査基準が最大のメリットです。

最短即日で融資を受けられるため、急な資金需要にも迅速に対応できます。

また、銀行融資が難しい方でも、柔軟な審査で対応してくれるため、資金調達に困っている方にとって心強い存在と言えるでしょう。

AGビジネスサポート「事業者向けビジネスローン」が向いてる方
  1. 緊急の資金需要がある方
  2. 銀行融資が難しい方
  3. スピーディーな審査を希望する方
  4. 創業間もない企業や個人事業主の方

ファンドワン「事業者ローン」

引用元:ファウンドワン
金融機関ファンドワン
金利年2.5%~18.0%
限度額30万円〜500万円
審査スピード最短即日
担保・保証人不要
融資対象法人
用途自由
公式申込ページ公式HP
ファンドワン「事業者ローン」のおすすめポイント

ファンドワンの「事業者ローン」は、赤字決算や税金滞納があっても相談可能という点で、他の金融機関とは一線を画しています。

資金繰りが厳しい状況でも、親身になって相談に乗ってくれるため、最後の砦として頼りになる存在と言えるでしょう。

ファンドワン「事業者ローン」が向いてる方
  1. 赤字決算や税金滞納がある方
  2. 他の金融機関で融資を断られた方
  3. 資金繰りの相談に乗ってほしい方

アクト・ウィル「信用保証融資」

引用元:アクト・ウィル「信用保証融資」
金融機関アクト・ウィル
金利年10.0%~年20.0%
限度額500万円まで
審査スピード最短即日
担保・保証人原則不要(信用保証協会の保証が必要)
融資対象法人
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
アクト・ウィル「信用保証融資」のおすすめポイント

アクト・ウィルの「信用保証融資」は、信用保証協会付きで、初めて融資を受ける方でも安心して利用できる点が魅力です。

信用保証協会が保証してくれるため、金融機関側のリスクが軽減され、比較的低金利で融資を受けやすくなります。

アクト・ウィル「信用保証融資」が向いてる方
  1. 初めて融資を受ける方
  2. 信用保証協会付きのローンを探している方
  3. 比較的低金利で融資を受けたい方

Carent「キャレント スーパーローン」

引用元:Carent「キャレント スーパーローン」
金融機関Carent
実質年率利用限度額100万円以上
→年7.8%〜年15.0%

利用限度額100万円未満
→年13.0%~年18.0%
限度額最大500万円
審査スピード最短即日
担保・保証人不要
融資対象法人
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
Carent「キャレント スーパーローン」のおすすめポイント

Carentの「キャレント スーパーローン」は、創業間もない企業や個人事業主でも利用しやすい点が特徴です。

柔軟な審査基準で、事業の実績が少なくても、将来性や事業計画を評価して融資してくれる可能性があります。

Carent「キャレント スーパーローン」が向いてる方
  1. 創業間もない企業や個人事業主の方
  2. 事業の実績が少ない方
  3. 柔軟な審査基準のローンを探している方

オージェイ「ビジネスローン」

引用元:オージェイ
金融機関無担保融資
(ビジネスローン・事業資金融資)
実質金利12.0~18.0%
融資額100万円以上の場合は、12.0~15.0%
限度額300万円
審査スピード最短翌日
担保・保証人原則不要
融資対象法人
個人事業主
用途事業資金
公式申込ページ公式HP
オージェイ「ビジネスローン」のおすすめポイント

オージェイの「ビジネスローン」には、特に「無担保融資」が高い人気を誇ります。このローンの最大の特徴は、利用限度額が最大1億円と非常に高額である点です。さらに、申し込み時間によっては即日融資が可能なため、急ぎで資金を調達したい方にとっても迅速に対応できる選択肢です。

オージェイ「ビジネスローン」が向いてる方
  1. 無担保融資は最短即日での融資が必要な人
  2. 営業年数が短いけど借りたい人
  3. まとまったお金が必要な人(最大1億円融資)

ビジネスローンの独自審査を通過するための秘訣

では、ビジネスローンの独自審査に通過するためには、具体的にどのような点に注意すればいいのでしょうか?

ここでは、審査通過率を上げるための秘訣を、7つのステップに分けて解説していきます。

1. 信用情報をクリーンに保つ

まず、最も重要なのは、信用情報をクリーンに保つことです。

信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴、返済状況などを記録した個人や企業の信用度を示す情報です。

金融機関は、融資の可否を判断する際に、必ず信用情報機関に照会し、あなたの信用情報をチェックします。

もし、過去にクレジットカードやローンの返済遅延債務整理などの記録があると、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。

そのため、日頃から信用情報を意識し、返済はきちんと期日通りに行うように心がけましょう。

 青木
青木

携帯電話料金公共料金の滞納なども、信用情報に悪影響を及ぼす可能性がありますので、注意が必要です。

2. 財務状況を改善する

次に、財務状況を改善することも重要です。

金融機関は、融資の可否を判断する際に、企業の財務状況を必ずチェックします。

特に、下記のような点は重視されます。

  • 売上高・利益: 売上が安定的に増加しているか、利益は出ているか
  • 自己資本比率: 債務超過になっていないか、自己資本比率は適切か
  • キャッシュフロー: 資金繰りに問題はないか、安定的なキャッシュフローが確保できているか

これらの項目で、金融機関が「融資しても大丈夫」と思えるように、

  • 売上増加のための営業戦略
  • コスト削減による利益率向上
  • 資金繰り改善のためのキャッシュフロー管理

などを行い、財務状況を改善していくことが重要になります。

3. 事業計画書を具体的に作成する

事業計画書は、金融機関にあなたの事業内容や将来性を理解してもらうための重要な資料です。

審査担当者は、事業計画書の内容を基に、事業の成功可能性返済能力を判断します。

そのため、具体性説得力のある事業計画書を作成することが、審査通過の鍵となります。

事業計画書には、最低限、以下の項目を盛り込みましょう。

  • 事業の概要: 事業内容、商品・サービス、ターゲット顧客、ビジネスモデルなどを具体的に説明
  • 市場分析: 市場規模、成長性、トレンド、競合状況などを分析し、自社の優位性を明確に示す
  • 収益計画: 売上予測、費用計画、利益計画などを具体的に数値で示し、収益性と実現可能性をアピール
  • 資金計画: 必要な資金の総額、資金調達の方法、融資資金の使途などを明確にする
  • 返済計画: 融資金額、返済期間、金利などを考慮し、無理のない返済計画を提示
  • 経営者の経歴・実績: 経営者の経験、スキル、実績、人脈などをアピールし、事業への情熱と能力を示す
  • リスク管理: 想定されるリスクとその対策を具体的に記載し、金融機関の不安を払拭する

事業計画書は、金融機関の担当者が見やすく、理解しやすいように

  • 図表やグラフを効果的に活用する
  • 専門用語を避け、わかりやすい言葉で説明する
  • 誤字脱字や体裁を整え、信頼性を高める

などの工夫を凝らすことも重要です。

4. 必要書類を漏れなく提出する

ビジネスローンの審査には、様々な書類の提出が求められます。

提出書類に不備があると、審査に時間がかかったり、否決される可能性があります。

そのため、金融機関の指示に従い、必要書類は漏れなく、正確に提出することが重要です。

一般的なビジネスローンの審査で必要となる書類は、以下の通りです。

  • 法人登記簿謄本: 会社の基本情報を確認するため
  • 印鑑証明書: 契約時に使用する印鑑の正当性を確認するため
  • 決算書(2~3期分): 過去の財務状況を把握するため
  • 試算表: 直近の財務状況を把握するため
  • 事業計画書: 事業内容や将来性を判断するため
  • 資金繰り表: 資金繰りの状況を把握するため
  • 代表者の本人確認書類: 運転免許証、パスポートなど
  • その他: 金融機関によっては、賃貸借契約書、株主名簿、会社案内などが求められる場合もある
  • 確定申告書(2~3年分): 過去の所得状況を把握するため
  • 事業計画書: 事業内容や将来性を判断するため
  • 資金繰り表: 資金繰りの状況を把握するため
  • 本人確認書類: 運転免許証、パスポートなど
  • その他: 金融機関によっては、開業届、許認可証、取引先との契約書などが求められる場合もある

これらの書類は、原本または写しで提出することが求められます。

 青木
青木

書類によっては、発行から3ヶ月以内のものなど、有効期限が設定されている場合がありますので、事前に確認しておくことが大切です。

5. 嘘や偽りのない情報を提供する

ビジネスローンの審査では、正直であることが重要です。

金融機関は、虚偽の申告情報の隠蔽を厳しくチェックしており、もし発覚した場合には、審査否決はもちろん、今後の融資にも悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、下記のような行為は絶対にやめましょう。

  • 売上や利益を水増しする
  • 赤字を隠す
  • 他の借入を隠す
  • 信用情報に傷があることを隠す
  • 資金使途を偽る

金融機関は、様々な情報源から、企業の情報を収集しています。

インターネット、信用情報機関、取引先へのヒアリングなどを通じて、あなたの申告内容の真偽を確かめることができます。

 青木
青木

もし、虚偽の申告がバレてしまうと、金融機関からの信頼を失い、二度と融資を受けられなくなる可能性もあります。

6. 金融機関の担当者と積極的にコミュニケーションをとる

金融機関の担当者は、あなたの事業を理解し、最適な融資プランを提案してくれるパートナーです。

審査の過程で、疑問点や不安な点があれば、遠慮なく担当者に相談しましょう。

また、事業計画や資金繰りについて、積極的に説明することで、金融機関の担当者はあなたの事業への理解を深め、融資実行の可能性を高めることができます。

例えば、下記のような点について、担当者とコミュニケーションを図ると良いでしょう。

  • 事業計画の内容
  • 融資資金の使途
  • 返済計画
  • 経営状況
  • 今後の展望

担当者との良好なコミュニケーションは、信頼関係を築く上で非常に重要です。

7. 複数の金融機関に申し込む

ビジネスローンの審査は、金融機関によって基準が異なります。

そのため、一つの金融機関に絞らず、複数の金融機関に申し込むことで、審査通過の可能性を高めることができます。

また、複数の金融機関から融資を受けられる状態であれば、金利交渉もしやすくなります。

ビジネスローンは、借入前に事前審査を受けられる場合が多いです。

事前審査は、本審査よりも簡易的な審査であり、信用情報に影響を与えずに、融資の可能性を判断してもらうことができます。

複数の金融機関に事前審査を申し込んでみて、最も条件の良い金融機関を選ぶと良いでしょう。

【2024最新】ビジネスローンおすすめランキング15選!法人・個人事業主に人気の即日融資に対応した商品を徹底比較

ビジネスローンの独自審査でよくある質問

最後に、独自審査によくある質問とその回答をまとめました。

Q. 独自審査は、銀行とノンバンクどちらが通りやすいですか?

A. 必ずしもどちらが通りやすいとは言えません。銀行は信用度や返済能力を重視する傾向があり、ノンバンクは事業の将来性や成長性を重視する傾向があります。そのため、どちらの審査が通りやすいかは、企業の状況や事業内容によって異なります。

Q. 独自審査は、決算書が赤字でも通りますか?

A. 赤字でも通る可能性はあります。特に、ノンバンクは、赤字であっても事業の将来性や成長性を高く評価すれば、融資を実行してくれる場合があります。ただし、赤字の理由や今後の改善策を具体的に説明できることが重要です。

Q. 独自審査に落ちた場合、再申請はできますか?

A. 金融機関によって異なりますが、一般的には、一定期間が経過すれば再申請は可能です。ただし、審査に落ちた理由を分析し、改善策を講じてから再申請することが重要です。

Q. 独自審査を受ける際に、注意すべき点はありますか?

A. 信用情報をクリーンに保ち、財務状況を改善することが重要です。また、事業計画書を具体的に作成し、金融機関の担当者と積極的にコミュニケーションをとることも大切です。

まとめ|ビジネスローン独自審査を理解し、最適な資金調達を実現しよう!

本記事では、ビジネスローンの独自審査について、銀行とノンバンクの違いや審査通過のための秘訣などを詳しく解説しました。

独自審査は、従来の決算書重視の審査とは異なり、企業の将来性や成長性を重視した審査です。

そのため、創業間もない企業や赤字企業でも、融資を受けられる可能性があります。

ビジネスローンを検討する際には、本記事でご紹介した内容を参考に、自社の状況に最適なローンを選び、審査通過に向けてしっかりと準備を行いましょう。

また、資金調達方法に不安や疑問がある場合は、専門家のアドバイスを受けることも有効です。

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