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練馬区の中小企業を中心に、税務会計サービスを提供する税理士法人プログレスサポート。2008年の創業以来、「お客様に安心を提供する」という理念を掲げ、経営者の伴走者として二人三脚で歩んできました。代表の木村俊治氏は、税理士と公認会計士の両方の資格を保有し、税務会計はもちろん、資金調達や資産形成など、経営に関する幅広い相談に対応しています。中小企業経営者の多様なニーズに応えるべく、木村氏は常にアンテナを高く張り、最新の情報を収集し、お客様にとって最適な提案を心掛けているとのことです。
木村氏は、税理士という職業を「サービス業」と捉え、「先生」という肩書きにこだわらず、お客様と近い距離でコミュニケーションを取ることを心掛けているそうです。堅苦しいイメージのある税理士という職業を、より身近に感じられる存在へと変えていこうという木村氏の思いが垣間見えます。また、AIなどを活用したDX推進にも積極的で、常に新しい技術を取り入れ、業務効率化を図ることで、お客様へのサービス向上と従業員の働きやすい環境づくりを目指しています。時代の変化を敏感に捉え、未来を見据えた経営戦略も強みと言えるでしょう。
今回のインタビューでは、木村氏の税理士を目指したきっかけや、お客様への想い、独自のサービス、今後の展望などを深く掘り下げて伺いました。中小企業経営者にとって、税理士はどのような存在であるべきか、木村氏の言葉から紐解いていきたいと思います。
税理士・公認会計士|税理士法人プログレスサポート
木村 俊治
きむら しゅんじ
1995年神戸大学経済学部卒業後、段ボールメーカーに営業職として入社。九州地区で新規顧客獲得に尽力した後、会計士試験合格を目指し退社。1999年会計士試験に合格し、監査法人に入社し、監査業務やIPO業務に従事株式公開を。2004年投資ファンド運営会社に転職し投資先企業の経営改善やM&Aに従事。2008年木村会計事務所とプラスバリューコンサルティングを設立、2020年に個人事業から税理士法人プログレスサポートを設立し法人化。現在は創業者を中心とした顧客に会計・税務サービスを提供し、経営者として奮闘中。
お客様に寄り添う税理士法人、プログレスサポートとは?
税理士法人プログレスサポート様について教えて下さい
まずは、貴社 税理士法人プログレスサポート様の事業内容について教えていただけますか?
2008年に個人事業としてスタートし、2020年に法人化いたしました。練馬区という地域に根ざした事務所として、中小企業や個人事業主の方々を中心に、税務会計サービスを提供しています。お客様は、IT関係、介護関係、建設業など、様々な業種の方がいらっしゃいます。コロナの影響で飲食業界は厳しい状況にありますが、それでも新たな挑戦を始める方や、苦境を乗り越えようと努力されている方々をサポートできることにやりがいを感じています。
現在、パートさんも含めて13名のスタッフで、お客様一人ひとりに寄り添ったサービス提供を心掛けています。お客様に安心を提供していくこと、これが当社の変わらぬモットーです。税務に関する手続きや書類作成の代行はもちろんのこと、給与計算代行から経営に関するあらゆる相談に対応できるよう、日々研鑽を積んでいます。最近では、事業が安定し、成長してきた経営者の方からのご相談も増えており、事業承継や資産形成といった、将来を見据えたアドバイスにも力を入れています。
税理士を目指したきっかけについてお聞かせください。
税理士を目指したきっかけは何だったのでしょうか?
大学時代、漠然と「中小企業をサポートする仕事がしたい」という思いを抱きながら、将来のキャリアについて考えていました。特定の業種へのこだわりはなく、様々な業界を検討していましたが、決め手に欠ける日々を送っていました。そんな中、家族から税理士の仕事を勧められ、調べていくうちに中小企業のサポートができるという点に興味を持つようになりました。
当初は税理士を目指していましたが、企業をサポートしていく上で会計士の方がより幅広い知識を習得し、経験を積むことができると考え、会計士の資格を取得し、実務経験を積むことから始めました。その後、ある程度の経験を積めたことから、公認会計士・税理士として独立開業いたしました。
税理士法人プログレスサポート様の力を入れているサービスを教えてください。
貴社の力を入れているサービスを教えていただけますか?
創業支援に特に力を入れています。創業期の経営者の方は、資金調達や事業計画、税務手続きなど、様々な課題に直面します。そこで、当社では、創業価格での税務会計サービス提供や創業融資のサポート、記帳・給与計算の代行など、創業期に必要なサポートをワンストップで提供しています。
また、成長段階に応じた適切なアドバイスを行うことで、お客様の事業の成長・発展に貢献したいと考えています。安定成長期のお客様には、事業承継や資産形成、相続対策などのご相談にも対応しています。お客様の状況やニーズに合わせて、サービスを提供できることが当社の強みです。特に創業期の経営者の方々には、税務会計サービスを通して、安心して事業に専念できる環境を提供することに注力しています。
税理士法人プログレスサポート様ならではの強みについてお聞かせください
貴社ならではの強みはどのような点でしょうか?
当社の強みは、「お客様に寄り添う姿勢」と「未来を見据えた提案」、そして「身近な相談役」としての安心感です。税理士というと、堅苦しいイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、当社では、「サービス業」であるという意識を強く持ち、お客様とのコミュニケーションを大切にしています。お客様にとって、税理士は、気軽に相談できるパートナーであるべきだと考えています。
「先生」と呼ばれることもありますが、肩書きではなく、人として信頼関係を築くことを重視しています。会社法や資金調達、会社の業務体制など、会計士としての経験で培った幅広い知識を活かし、経営に関する様々な相談に自信を持って対応できることも強みです。また、AIやクラウド会計などの最新技術を積極的に活用することで、業務効率化を図り、お客様へのサービス向上と、従業員の働きやすい環境づくりに繋げています。DX推進によって生まれた時間を、お客様とのコミュニケーションや、より高度なコンサルティングに充てることで、お客様の事業成長を力強くサポートしています。
お客様への想い、そして税理士としての喜び
お客様はどういった方が多いですか。
どのようなお客様が多いですか?
練馬区周辺の中小企業や個人事業主の方が多いです。創業したばかりの方が多いです。業種は様々ですが、IT関係や介護関係、建設業、飲食店などが多いです。
お客様とやり取りを行う際に心がけていることはありますか。
お客様とやり取りを行う上で、心掛けていることはありますか?
お客様とのコミュニケーションにおいては、「レスポンスの速さ」と「分かりやすさ」を重視しています。どんなに些細な質問でも、迅速かつ丁寧に回答することで、お客様の不安を解消し、安心して経営に集中していただけるよう心掛けています。
専門用語を避け、お客様に分かりやすい言葉で説明することも大切です。また、お客様の立場に立って考え、お客様にとって本当に必要な情報やアドバイスを提供できるよう、常に意識しています。お客様にとって、当社が「当たり前にある、なくてはならない存在」、いわば「インフラ」のような存在となれるよう、日々努力しています。
税理士として活動してきた中で嬉しかったエピソードをひとつ教えてください。
税理士として活動されてきた中で、嬉しかったエピソードがあれば教えてください。
日々の税務業務は、当たり前のことを当たり前にこなしていくことが重要だと考えており、そこで感謝されたいと強く思うことはありません。しかし、あるお客様とのエピソードは、今でも心に残っています。創業間もない頃のお客様の資金調達をお手伝いしたことがありました。
資金調達はスムーズに進み、いつも通りのサポートが行えて、特に印象に残る出来事ではありませんでした。数年後、そのお客様から、「あの時の資金調達のおかげで会社が今ある。今でも感謝している。」という言葉をいただきました。会社が成長を続け、今も事業を継続されているという事実と、その土台となる資金調達をサポートできたという喜びは、税理士として大きなやりがいを感じさせてくれる出来事でした。改めて、お客様の事業の成長に貢献できる、というこの仕事の意義の深さを感じました。
経営者にとって、税理士はどんな存在であると思いますか?
経営者にとって、税理士はどのような存在であるべきだとお考えですか?
経営者にとって、税理士は「安心を提供する存在」であるべきだと考えています。創業期には、資金繰りや事業計画、税務など、様々な不安がつきものです。成長期には、組織作りや事業拡大、資金調達など、新たな課題が出てきます。成熟期には、事業承継や相続、資産形成など、将来を見据えた準備が必要になります。
それぞれの段階で、経営者の抱える不安や課題は変化していきます。税理士は、それぞれのステージに合わせて、適切なアドバイスとサポートを提供することで、経営者の不安を解消し、安心して経営に集中できる環境を作る役割を担っていると考えています。最終的には、お客様が将来の不安なく、安心して生活できるような資産形成のサポートまで行うことが、私たちの目指すところです。
休日はどのように過ごしていますか?
休日はどのように過ごされていますか?
公認会計士と税理士の仕事に加え、いわゆる兼業投資家としても活動しています。投資のための、経済動向や市場の分析は欠かせません。情報を収集し、分析することで、お客様へのより良い資産形成アドバイスにも繋がると考えています。また、2時間ほどの散歩も日課です。Amazon Audibleで小説等を聴きながら歩くことで、気分転換を図るとともに、知識の幅を広げることにも役立てています。
未来を見据え、共に成長していく
今後の展望についてお聞かせください。
今後の展望についてお聞かせください。
お客様に安心を提供し続けられるよう、組織体制の強化に力を入れていきたいと考えています。現在は13名体制ですが、今後さらに優秀な人材を確保し、お客様へのサービスの質を高めていきたいです。また、AIやクラウド会計などの最新技術を積極的に活用することで、業務効率化を図り、お客様へのサービス向上と従業員の働きやすい環境づくりに繋げていきます。
DX推進によって生まれた時間を、お客様とのコミュニケーションや、相談業務に充てることで、お客様の事業成長をさらに力強くサポートしていきたいと考えています。個人に依存するのではなく、組織としてお客様を支えられる体制を構築することで、より安定したサービス提供を目指します。
最後にこれから起業・独立開業する人に向けてメッセージをお願いします。
最後に、これから起業・独立開業する方へのメッセージをお願いします。
起業・独立開業は、大きな挑戦であり、同時に大きなチャンスでもあります。まずは、自分が本当にやりたいこと、実現したいことを明確にし、それに向かって一生懸命努力を続けてください。必ず成功に繋がると信じています。
その過程で、様々な困難や壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、諦めずに、粘り強く挑戦し続けることが大切です。そして、困ったことがあれば、一人で抱え込まず、周りの人に相談してください。税理士をはじめ、様々な専門家があなたの挑戦をサポートしてくれるはずです。私たちも、微力ながら、皆さんの夢の実現を応援しています。
編集後記
木村氏のインタビューを通して、税理士という職業に対する熱い想いが伝わってきました。お客様に寄り添い、共に成長していく姿勢は、まさに中小企業の伴走者と言えるでしょう。
DX推進にも積極的で、常に進化を続ける木村氏の今後の活躍に期待したいです。また、インタビュー中の穏やかな口調と時折見せるユーモアも印象的でした。特に、ご自身のことを「現状に満足していたら、10年経ったらポンコツになる」と自嘲気味に語る姿は、謙虚さと誠実さを感じさせ、親近感が湧きました。